アフィリエイト広告を利用しています

2024年03月19日

U15キューバ代表 ベネズエラにタイブレークの末敗れる U15パンアメリカン野球選手権大会第三試合

24-U15-Premundial-Peru.jpg

JIT、2024年3月19日、José Luis López Sado記者

ドミニカ共和国ボカ・チカでのU15パンアメリカン野球選手権2024に出場しているキューバ代表チームはきょう(3月19日)、ベネズエラには10対11で敗れたが、そのあとグアテマラに24対0でコールド勝ちした。

ベネズエラとの試合は、月曜日(3月18日)に日没のため中断が必要となり、7回裏で7対7の同点となっていた。

8回表、シラー・ルールのもと、キューバは3点をあげたが屈した。ベネズエラが、アレクサンデル・ウルキオラ率いるキューバチームの2失策に乗じて、4点をあげたからである。

キューバは、主将のラサロ・エルナンデスが4打数2安打3打点をあげ、打線をけん引した。守備陣は5つの失策を喫した。

この2連敗により、キューバはスーパーラウンド進出の可能性がひじょうに難しくなった。

ただし、まだ可能性は残っており、きょうの2試合目ではグアテマラチームに24対0でコールド勝ちし、戦績を2勝2敗とした。

ウルキオラ率いるチームは初戦でペルーに12対3で勝利した。そのあとプエルトリコに5対6で敗れた。

グループBの3位としてスーパーラウンドに進出するには、水曜日(3月20日)のニカラグア戦に勝たなければならない。

グループAでは、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、メキシコ、バハマ、開催国ドミニカ共和国が争っている。今大会では、今年コロンビアで開催されるワールドカップへの出場権5枠が与えられる。

競技システムによると、各グループの1位同士が金メダルを、2位同士が銅メダルを、そして3位同士がワールドカップ最後の出場枠を、それぞれ争うことになっている。

キューバは、2022年にメキシコのエルモシージョで開催された前回ワールドカップでは2位に終わった。米国との決勝戦で2対3で敗れた。


キューバTV(2024年3月19日)

Cuba respira en Panamericano de Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=756601
posted by vivacuba at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

米国によるキューバへの経済封鎖 スイスの民間銀行に370万米ドルの制裁金

Banco-Suizo-EFG.jpg

Cubadebate、2024年3月19日、ウォールストリートジャーナル

スイスの民間銀行EFGインターナショナルは、キューバおよびブラックリストに含まれている他国の個人に対する米国の冷酷な政策に違反したという告発を解決するために、およそ370万米ドルを支払うことに同意した。

2014年から2018年のあいだにチューリッヒが本部のEFGはキューバでの顧客およびブラックリストに含まれている中国人男性1人に対して868件の証券取引をおこなったとみられる、と財務省外国資産管理局(OFAC)が木曜日(3月21日)に述べた。

世界中におよそ40の系列会社を持つEFGは2023年に、海外でロシアに対して課せられた制裁によってブロックされた人に対しても、配当金支払いを5回手続きした。

米国はキューバに対して「全面的な経済封鎖」を行っている、とウォールストリートジャーナル紙は述べてはいるが、一方で今回の話が他国で登録されたいち民間金融機関に関することであることを認めている。

昨年6月時点でおよそ1465億スイスフラン(1657億米ドル)の資産を持つ民間銀行EFGは、銀行業、投資、資産運用、株式売買など幅広い金融サービスを世界中の法人および個人顧客に提供している。

各国にある同社の支店は、米国のカストディアンおよびその他市場の参加者との総合口座(オムニバス口座)を通じて、外国人顧客を代表して証券を売買していた。

EFGの広報はEメールで、同社は2017年と2023年にOFACに情報開示をおこなっており、今回の合意は同社の財政状況には大きな影響を与えないだろうと述べ、支払い金額についても、EFGの行動が悪質なものではなく、自主的に公表している、というOFACの決定を反映しており、EFGの重要な是正措置を評価しているものである、と言い添えた。

EFGも、米国の制裁下でブラックリストに含まれている顧客の口座を制限し、現在は、たとえブラックリストに含まれていなくとも制裁の大きなリスクを示している顧客の口座のあらゆる取引にはコンプライアンス部門の承認を必要としている。

(ウォールストリートジャーナル紙3月14日付けの情報による)

Bloqueo implacable y extraterritorial: Multan a banco suizo por transacciones con Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/19/bloqueo-implacable-y-extraterritorial-multan-a-banco-suizo-por-transacciones-con-cuba/
posted by vivacuba at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

「特別期間」の危機に立ち向かった1994年の経験

carretera.jpg
特別期間のもっとも厳しい数年間の危機に立ち向かった経験は、適用される一連の対策の統合性の重要さを明らかにした

Granma、2024年3月19日、José Luis Rodríguez(元キューバ経済相、現世界経済研究センター顧問)

今年2024年は、1993年から1994年にかけて記録された「特別期間」のもっとも深刻な影響を逆転させ始めることになる一連の対策の適用から30周年を迎える。

この危機に立ち向かうための本質的対策に関する根本的思想は、1993年7月26日にフィデル・カストロ最高司令官によってなされた演説のなかで述べられ、この期間の経済政策を特徴づけるものとなった。

この演説では、1993年にわずか428万トンにしか満たなかった砂糖生産量の減少によって、国がいかにして4億5千万米ドルを受け取れなかったかが指摘された。

さらには、ニッケル、エビ、ロブスターの輸出価格がどこまで減少したか、また直面していた外貨の深刻な不足についての分析があった。

これらに加えて、3月には、「世紀の暴風雨」と呼ばれた影響によって、10億米ドルを超える損失が生まれていた。

これらすべてが、国の指導部がしっかり計画を練り、すぐに、一連の大胆な対策を適用する必要性を訴えた。

この一連の決定は、海外からの送金受け入れを含む国内での外貨所有と使用の合法化、および、外貨回収店舗(TRD)のシステムを通じての商業的な外貨獲得に道を開き、同時に、海外居住のキューバ人によるキューバ訪問について許可が拡大された。

同じく、海外からの投資を拡大し、国民の手元にある過剰な流動資産の減少に向けた措置を適用する必要性について報告された。

回復を進め、できるだけ少ない社会的費用で危機の衝撃をもちこたえるための経済戦略が、このようにして始まり、同時に、これらに不可欠な政治的コンセンサスを備えながら、キューバ経済を新たな環境に復帰させるための措置が講じられた。

しかしながら、とられた対策の状況においては、その重要性や緊急性から、国内の財政的安定性にブレーキをかける必要性が際立ち、それはインフレーション率に反映され、1993年には推定で最高183%にまで至り、通貨の廃止や経済活動全体の無秩序の方向にまで進む恐れがあった。

この状況は、1993年12月28日、人民権力全国議会の第二回総会で詳細に検討され、国内の危機的財政状況と、これを全国民と議論する必要性が評価された。

適用されるべき対策に関するこの大規模な議論は、1980年代末から低開発諸国で大規模に適用されてきた新自由主義の計画とは本質的な相違を示し、資本主義の処方箋とは対照的に、わが祖国における社会主義的民主主義に真の中身を与えた。

こうして1994年の1月から3月にかけて、通称労働者の国会が展開され、労働者だけでなく、農民や学生、一般的に、わが国のあらゆる大衆組織のメンバーも参加し、経済をテーマとする自由で公開された議論がおこなわれた。

この議論においては、全県におよぶ会合のなかで、53万件以上の提案が記録された。その中から、国民の多数の理解と支持が得られたものが選ばれ、それらは、1994年5月1日と2日に人民権力全国議会の臨時総会で発表された対策をデザインするために役立った。

この国会では、反インフレプログラムが承認され、これは国内財政健全プログラムと名付けられたが、体系的に、企業の損失のための補助金やその他の予算を減らし、国庫収入を増やし、貯蓄の安定性を達成し、国内の外貨流通を統制し、戦略的生産で働いている労働者向けに外貨でのインセンティブの仕組みを導入し、選択された生産物とサービスの料金・価格の上昇を随時評価し決定し、新たな課税制度を徐々に採用し、通貨両替の利便性を検討し、適用した対策が短期的に期待した結果を生まない場合は、国内財政の健全化に向けて考慮されたほかの対策を適用する権限を政府に与えた。

料金・価格の高騰と新たな課税をまねいたこれらの措置の特筆すべきところは、特別期間のもっとも苦しい年のなかでの厳しい対策であったにもかかわらず、その適用に向けて必要なコンセンサスを持つことを可能とした政治的支持プロセスがあったことである。

さらに、1994年には、「中央国家行政機関」の予算合理化が適用され、省庁の数を50から30に削減し、1995年から1996年にかけては企業再編成プロセスも実行に移され、これが漸次の再編成を可能とし、影響を受けた労働者には失業保険が用意され、その影響を軽減させた。

そのとき以降に適用され、不可欠な経済再生の促進を完成させたもっとも重要な対策のなかで、大きな重要性を持つ決定としては、1994年夏の法令第73号の承認による新たな税制の実行であり、1994年12月のキューバ兌換ペソ(CUC)と1995年10月の両替所(カデカ)の創設であり、1995年9月の法令第77号により外国からの投資に適合した法的枠組みを用意したこと、1997年の政令第172号と173号により国内の銀行システムを再構築したこと、1998年の政令第187号で経営の改善過程を実行したこと、などがあげられる。

特別期間のもっとも厳しい数年間の危機に立ち向かった経験は、適用される一連の対策の統合性の重要さを明らかにした。

それは、まず第一に、インフレ対策をおこない、続けてもっとも重要な生産物へのインセンティブ、CUCの創設による経済の一部ドル化の整備をし、最後にカデカの創設によって国民の手元にあるさまざまな通貨の流通をつなぎ管理した。

わが国の経済の困難な状況に立ち向かっている今、1990年代になされたことの研究と批評的評価は、間違いなく、現在にとってすぐれた有効性を持っている。

cadeca.jpg
カデカの創設は国民の手元にあるさまざまな通貨の流通をつなぎ管理するのに貢献した

La experiencia de 1994 en el enfrentamiento a la crisis del Periodo especial
https://www.granma.cu/economia-con-tinta/2024-03-19/la-experiencia-de-1994-en-el-enfrentamiento-a-la-crisis-del-periodo-especial-19-03-2024-00-03-05
posted by vivacuba at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

2024年03月18日

U15キューバ代表 ベネズエラ戦は日没のため中断 翌日試合再開が決定 U15パンアメリカン野球選手権第三試合

24-U15-Premundial-Peru.jpg

JIT、2024年3月18日、José Luis López Sado記者

ドミニカ共和国ボカ・チカでのU15パンアメリカン野球選手権大会2024の第三戦でキューバ代表チームはきょう(3月18日)、ベネズエラ代表に勝利できなかった。

コンプレホ・ベースボール・シティでおこなわれた試合は、7対7の同点で(日没のため)中断された。主将のラサロ・エルナンデスが4打数2安打3打点を記録し、打線をけん引した。

キューバには勝利が必要であり、2敗目を喫するとスーパーラウンドへの進出可能性がひじょうに難しくなる。

アレクサンデル・ウルキオラ率いるキューバ代表チームは、ペルーとの初戦を12対3で勝利したが、そのあとプエルトリコに5対6で敗れている。

ベネズエラ戦での同点での終了については、大会組織委員会がどう判断するか、待たねばならない。

当初の日程によると、ウルキオラ率いる選手たちは、きょう火曜日(3月19日)グアテマラと対戦し、水曜日(3月20日)にニカラグア戦で予選ラウンドを終了する予定である。

グループAには、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、メキシコ、バハマ、開催国ドミニカ共和国がいる。

今大会では、今年コロンビアで開催されるワールドカップへの出場権5枠が与えられる。競技システムによると、各グループの1位同士が金メダルを、2位同士が銅メダルを、3位同士がワールドカップ最後の出場権をそれぞれ争うことになっている。

キューバは、2022年にメキシコのエルモシージョで開催された同カテゴリの前回ワールドカップでは2位に終わった。決勝戦で米国と対戦し2対3で敗れた。


キューバTV(2024年3月18日) *翌日3月19日に試合再開との報道

Cuba y Venezuela no definen en Panamericano de Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=754605
posted by vivacuba at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

ALBA-TCP声明 キューバに対する不安定化工作を断固拒否する

alba-tcp.jpeg

Radio Reloj、2024年3月18日、ALBA-TCP

ALBA-TCPはキューバに対する不安定化工作を拒否する

「われらのアメリカの諸国民のためのボリーバル同盟=諸国民貿易協定(ALBA-TCP)」加盟国は、キューバ共和国の国内秩序を破壊しようとする外国の情報部員による不安定化工作を断固として拒否する。

封鎖が強化された結果、キューバが直面している困難な経済状況、特に電力サービスや食料配給の状況に対する市民の不満の表明を好都合に利用し、米国政府は社会的爆発を引き起こそうとしている、 経済的な包囲網を強化し、国民のニーズに応えるキューバ国家の能力を妨害し、有害な計画を通じて不安定化を煽り、キューバに対する中傷キャンペーンを推進している。これは、国際法と国連憲章の目的と原則に明らかに違反している。

キューバは、すべてのラテンアメリカとカリブ海諸国にとって、回復力、勤勉さ、抵抗の模範であり、キューバ当局は、キューバ革命の敵の憎悪と侮蔑の結果として、この価値ある国家が長年さらされてきた状況に立ち向かい、改善するあらゆる気概を持ってきたし、現在ももっており、将来も持ち続けるであろう。

ALBA-TCPの加盟国は、キューバ政府及び国民との強固な連帯を表明し、敵のキャンペーンに対する政府と国民の正当な糾弾を支持するとともに、1960年のレスター・マロリー米州担当国務次官補の覚書以来、対外介入を正当化するためにキューバ国民に苦難を引き起こしてきた米国政府による残忍かつ違法な経済・通商・金融封鎖に起因するあらゆる困難を克服しようとする、キューバ政府及び国民のたゆまぬ努力を再確認する。

本同盟は、気高くたくましいキューバ国民の福祉と安全のために努力を続けるキューバ共和国政府への支持を改めて表明するとともに、このラテンアメリカ・カリブ海諸国の姉妹国に対する米国の恒久的な敵意、破壊扇動、干渉を断固として拒否する。

カラカス、2024年3月18日


キューバTV(2024年3月18日)

ALBA-TCP rechaza intentos de desestabilización contra Cuba
https://www.radioreloj.cu/destacadas/alba-tcp-rechaza-intentos-de-desestabilizacion-contra-cuba/
posted by vivacuba at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

キューバ外務省 米国大使に内政干渉を抗議

comunicado-minrex.jpg

Cubadebate、2024年3月18日、キューバ外務省

キューバ共和国外務省は、米国の干渉的行為に抗議するために米国代理大使を召喚した

キューバ共和国外務省声明

2024年3月18日、カルロス・フェルナンデス・デ・コシオ副大臣は、ベンジャミン・ジフ米国臨時代理大使をキューバ外務省に召喚し、米国政府と在キューバ米国大使館による、現在のキューバの国内問題に対する干渉と誹謗中傷のメッセージに対して、断固とした拒絶を正式に伝えた。

コシオ副大臣は、正式な抗議文の提出により、米国臨時代理大使に、いかなる国の外交使節団にも要望される良識と誠実さの最低基準を、在キューバ米国大使館が遵守していないことを示していることを喚起するとともに、この大使館事務所とその職員は、外交関係に関するウィーン条約の規範に従って行動する義務があることを強調した。

会見ではまた、コシオ副大臣は、キューバが現在直面している困難な経済状況、特に、キューバの経済能力を破壊することを目的とした経済封鎖の重圧と影響の下で、物資や基本的なサービスの欠落と不足により、国民が日常的に直面している不足と困難に対する米国政府の直接的な責任にも注意を喚起した。

コシオ副大臣は、キューバの経済的・社会的ニーズの解決策を見いだし、対応しようとするキューバ国家のあらゆる努力を制限し、妨害するという米国政府の明白な目的を拒否した。

キューバを不安定化させる計画とその実行は、誰の目にも明らかである。それは、人々の自然な苛立ちを挑発し利用するための冷酷な経済戦争の強化である。毎年、米国連邦予算から数千万ドルの資金が提供されている。攻撃的な目的のために米国領土からデジタルネットワークを悪用する強力な技術的インフラを持っている。米国及び国際の大手メディアと共謀し、主に米国の南フロリダを拠点とし、キューバへの侵略を唯一の生業とする人々の傭兵の支援を享受している。

もし米国政府がキューバ国民の福祉に最低限の誠実な関心を持つなら、キューバをテロ支援国家とされる恣意的なリストから外すべきだし、キューバが輸入する必要のある燃料供給に対する侵害を止めるべきである。また、世界におけるキューバの各金融取引の妨害を止めるべきだし、世界におけるキューバの医療協力計画への恥ずべき迫害を終えるべきだし、キューバ国民と交流する関心と権利をもっている企業家、訪問者、芸術家を脅迫することをやめるべきである。


キューバTV(2024年3月18日)

Cancillería cubana convocó a encargado de Negocios de EEUU en protesta por conducta injerencista de su Gobierno
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/18/ministerio-de-relaciones-exteriores-de-cuba-convoco-encargado-de-negocios-de-eeuu-para-protestar-por-la-conducta-injerencista-de-su-gobierno/
posted by vivacuba at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

2024年03月17日

キューバのミゲル・ディアスカネル大統領 国民の不満に応える意思を表明 米国発の敵対キャンペーンを糾弾

diaz-canel.jpg
ミゲル・ディアスカネル大統領

Cubadebate、2024年3月17日

キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、きょう日曜日(3月17日)にサンティアゴ・デ・クーバ市の一部地区で起きた出来事についてXに投稿し、複数の人びとが現在の状況に対して反対を表明した、とコメントし、この状況が不安定化を狙うキューバ革命の敵たちに利用されている、と指摘した。

大統領はまた、キューバ政府がくりかえし告発している米国在住のテロリストたちが、国内秩序に対する行動を奨励している、と非難した。

ディアスカネル大統領は、党・国家・政府当局の方策は、キューバ国民のクレームに対応することである、と述べた。「つねに平穏な環境のなかで、耳をかたむけ、対話をし、状況を改善するために実行されている数多くの手続きを説明することである」。

最後に、ディアスカネル大統領は、国を窒息させようとする経済封鎖にもかかわらず、現在の状況を乗り越えるために平和裏に取り組むという政府の使命を再確認した。

「平和裏に取り組み続け、この状況を脱出しよう」、と大統領はしめくくった。

第一書記がサンティアゴ・デ・クーバ市民の不安に取り組む

党サンティアゴ・デ・クーバ県委員会のベアトリス・ジョンソン・ウルティア第一書記は最近、同地域の食糧流通や電力供給に関する市民の不安に取り組んでいる。

その声明によると、ある一団の人びとがサンティアゴ・デ・クーバ市3番地区の執行本部に向かって自分たちの不満を表明した。その苦情は、電力供給ブロックの不均衡と、食糧とりわけ牛乳の流通に集中していた。

これらの不安にたいする返答のなかで、ベアトリス書記は、現在は米3ポンド、砂糖4ポンドを含む食糧配給セットの部分的流通過程にあると発表した。また、これらのリソースが利用できる今、今回の懸念に応えるために、幹部たちの大規模な動員がおこなわれている。

ジョンソン・ウルティア書記は、配給品やミルクの流通に関して市当局から提供された情報に注意深く耳を傾けたサンティアゴ・デ・クーバの住民たちの丁寧な態度を強調した。

また、発電所や燃料在庫の諸問題に影響を受けた、電力供給の状況も説明された。


キューバTV(2024年3月17日)


キューバTVサンティアゴ ベアトリス・ジョンソン・ウルティア書記1(2024年3月19日)


キューバTVサンティアゴ ベアトリス・ジョンソン・ウルティア書記2(2024年3月19日)


キューバTVサンティアゴ ベアトリス・ジョンソン・ウルティア書記3(2024年3月19日)


キューバTV 3月17日キューバで何が起きたか?(2024年3月18日)

Presidente cubano reitera disposición de atender reclamos de la población y denuncia campañas enemigas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/03/17/presidente-cubano-reitera-disposicion-de-atender-reclamos-de-la-poblacion-y-denuncia-campanas-enemigas/
posted by vivacuba at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

2024年03月16日

U15野球キューバ代表 ペルーに12対3で勝利 パンアメリカン選手権初戦

24-U15-Premundial-Peru.jpg

JIT、2024年3月16日、José Luis López Sado記者

ドミニカ共和国のボカ・チカで開催されているU15パンアメリカン野球選手権大会2024のグループBで、キューバ代表チームは、きょう土曜日(3月16日)、ペルーに対する12対3の勝利で初戦デビューした。

コンプレホ・ベースボール・シティでの試合で、ピナール・デル・リオのアレクサンデル・ウルキオラ率いるキューバ代表チームは、13安打の猛打を放ち、内野での失策を一つ喫した。

勝利投手は、救援のロナルド・クサだった。ペルーチームは、5本の単打を放ち、失策が一度あった。

ウルキオラ率いるチームは、日曜日(3月17日)、プエルト・リコと対戦し、月曜日はベネズエラ、火曜日はグアテマラ、水曜日はニカラグアと対戦し、予選ラウンドを終了する。

グループAには、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、メキシコ、バハマ、開催国のドミニカ共和国がいる。

今大会では、今年コロンビアで開催されるワールドカップへの出場権5枠が与えられる。

今大会の競技システムは、各グループのトップ同士が金メダル、各2位が銅メダルを争い、3位同士はワールドカップへの最後の出場権枠を決める試合を戦う、というものである。

キューバは、2022年にメキシコのエルモシージョで開催された前回のワールドカップでは2位に終わった。米国との決勝戦では接戦で敗れた。


キューバTV(2024年3月16日)

Victoria en debut en Panamericano Sub-15 de Beisbol
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=754579
posted by vivacuba at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

2024年03月15日

スペインのエンジョイ・トラベル・グループ マドリードからキューバ・ハバナへの航空便運航を発表 6月29日から9月7日まで

enjoy-travel-group-turismo-cuba.jpg

Radio Habana Cuba、2024年3月15日、Prensa Latina

スペインの会社エンジョイ・トラベル・グループ(ETG)はきょう金曜日(3月15日)、キューバの首都ハバナのホテル「メリア・コイーバ」にて、スペインのマドリードからハバナへの新たな航空便運航を6月29日に開始することを発表した。

ETGは、20年以上のキャリアを持つスペインの卸売ツアーオペレーターであり、キューバと旅行に力を入れ、ラテンアメリカとヨーロッパに拠点を置いている。現在キューバおよびカリブ地域への運航を週15便以上の路線を管理している。

同社は主に障害のある人びとに旅行や観光の便宜をはかることに専念し、安全と親しみのある環境を提供している。

上記ホテルの「ハバナ・カフェ」での会合で、キューバ観光省(Mintur)のヒアナ・ガリンド商業局長は、同社のこれらの努力を称賛し、キューバにとってのスペインとのかかわりの重要性を強調した。

Minturは、今年のスペインからの訪問者を10万人にすることを目標としており、夏にはプラス・ウルトラ航空、クバーナ航空、イベリア航空といった航空会社による週18便が予定されている、と説明した。また、スペインは現在キューバにとって観光分野における10番目の市場である、と述べた。

一方、エンジョイ・トラベル・グループのアナイ・グティエレス副社長は、2000年に始まった同社の事業について説明した。

エンジョイ・トラベル・グループのホルヘ・ルイス・ファンド社長は、今回の新たな運航に満足感を示し、同社が世界のスペイン、メキシコ、チリ、キューバ、ドミニカ共和国といった国々にすでに19のオフィスを持っていることを回想した。

同社幹部たちは、6月29日からマドリード-ハバナ間の新たな航空経路が開始され、これは9月7日まで延長され、プラス・ウルトラ航空のA330-200機で運航され、288席あり、そのうち24席がビジネス・クラスである、ことを改めて説明した。

ハバナに向けての出発は毎土曜日の午後を予定しており、これはスペインのアストゥリーナス、バレンシア、カタルーニャ、アンダルシアといった他県の旅行者が高速鉄道を使ってこの航空便に接続することを可能にする。

同社は、イベロスター、ブルー・ダイアモンド・リゾーツ、メリア・ホテル・インテルナシオナル、ケンピンスキといったキューバにある主要ホテルチェーンとのすぐれた仕事上の結びつきを維持している。

これらのホテル会社は、すでに協定をかわしたツアーオペレーターや旅行代理店グループ間でのすぐれた評価に加えて、今回の航空便の成功を保証するためにあらゆる支援をすでに提供した。以前にバルセロナからの運航を成功させている。

今回の新たなルートは、日々のキューバへの観光客増加に注力しているすべての関係企業からのあらゆる支援があり、成功する運命にある、と会合に出席した当局者たちは宣言した


キューバTV(2024年3月15日)

Cuba: Turoperador español presenta nuevo vuelo turístico Madrid-La Habana (+Fotos)
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/349788-cuba-turoperador-espanol-presenta-nuevo-vuelo-turistico-madrid-la-habana-fotos
posted by vivacuba at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

キューバ外務省声明 ケニアで誘拐された医師二人の状況解明調査を継続 米国に情報提供を要請中

comunicado-minrex.jpg

Radio Habana Cuba、2024年3月15日、キューバ外務省

アセルとランディの状況を解明するための努力と取り組みが続けられている

キューバ共和国外務省声明

キューバ政府当局は、われら同胞のアセル・エレーラ・コレア医師とランディ・ロドリゲス・エルナンデス医師の死亡疑いに関する、2024年2月17日以降に流布されたニュースについて、可能な限り解明するための努力と取り組みを続けている。

ケニア政府によって、同国を特使および人民権力全国議会議長として訪問したエステバン・ラソ・エルナンデス同志に提供された機密情報を含む、現在までに得られた情報では、まだ最終的な結論に至ることができない。ウィリアム・ルト大統領との会談や、その後の会談でケニア政府から提供された詳細は、慎重に検討された。それらは貴重なものであり、調査の指針となるものではあるが、回答が必要となる疑問が残っている。

米国政府を含む他国政府との努力も、続けられている。米国には、事件発生日とされる日に起きた出来事に関する正確な情報を要請しており、キューバ人医師二人の状況を明らかにするのに役立つ要素を提供するよう、米国政府当局に協力を求めている。この要請に対する返答が待たれている。

取り組みは、直接的・間接的手段によって、またさまざまな対話を通じて、必要な粘り強さと厳格さを持って続けられており、起きたことのすべての真相にたどりつくためには、あらゆる機会も排除されない。

2024年3月15日


キューバTV(2024年3月15日)

Cuba continúa gestiones para esclarecer situación de los médicos cubanos Assel y Landy
https://www.radiohc.cu/especiales/exclusivas/349771-cuba-continua-gestiones-para-esclarecer-situacion-de-los-medicos-cubanos-assel-y-landy
posted by vivacuba at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba
検索
最新記事
カテゴリーアーカイブ
タグクラウド
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
写真ギャラリー
ファン
最新コメント
プロフィール