2015年07月01日
ランクル70の再販終了を迎えて。寂しいなぁ〜
昨日の昼、何気なく日々仕事の合間に覗いていたトヨタのHPのリンクを開いたら「該当ページはございません」の文字。
そうか、再販は6月30日生産分までだった。トヨタの気持ちはもうディーゼルプラドに行ってしまったのか・・・70のHP画面をプリントスクリーンしておくべきだったと、今さながらちょっと後悔・・・それはさておき、
それはさておき、結局のところ、6月30日生産分までといいながら、一部では6月に入ってもかなりギリギリまで購入することができた人がいた(エントリーいただいている方の中では6月28日契約のシーマスターさんが一番最後)というのは、機動的に増産体制を組んだトヨタをさすがと評価すべきなのだろう。
しかし、終盤は駆け込み需要で盛り上がるかに思えたのだけれど、実際のところは失速気味の感が否めない。
先日、乱丸さんから教えていただいた情報(記事 情報ソース)では、昨年の再販開始から4月末までの累計台数(おそらく登録台数)が5,905台だったけれど、5月の数は449台と4月の597台を大きく下回る尻すぼみ状態(に見える)。
おそらく、この調子でいくと7000台程度で着地するのだろう。
なんせ、11月に書いた記事(コチラ)ではニュースソースの記載がないけれど、10月末の受注台数が5000台と言っているのだから、その後は勢いが続かなかったのが分かる。
最近では大手メディアで取り上げられる機会も少なく、静かに再販は幕を閉じたという感じだ。ちょっとさびしいかな。
まぁ、色々あったけれど、これで祭りはひと段落。これまで楽しく盛り上がらせていただいたので、感謝の意味もこめて、ここで再販開始からを振り返ってみたい。
振り返れば、2004年の70販売終了以降、10年越しの夢がかなっての再販なので、ランクルファンならばもろ手を挙げて万歳購入かと思われた。
しかし、丸目フェイスではなく、ガソリン、ハイオク(個人的にはバンのワイド)という仕様など、微妙な感も否めず、どれくらいの売れるのか、なかなか予想しにくい感もあった。(どれだけダメな車かまとめて買いたくない人を応援した記事はこちら)
ただ、ダブルキャブピックアップを販売したのは「なんで」感満載で、トヨタの「粋」が感じられる。
個人的には完全にやられてしまった。でも思いきることができず、最初に買ったのはバンだけど・・・
情報の少ないうちは、販売価格も注目を集めたけれど、30周年記念だからなのか、バンの税抜価格は3,333,333円(税込 3,600,000円)。ちなみにピックアップは税抜で3,240,741円(税込 3,500,000円)。
昨今のランクルプラドやランクル200の価格を考えると、案外お値打ちな設定かな、というのが個人的な印象。
もっとも、ナナマル特有の生産コストを無視すると、とても総額400万に迫る車とは思えない貧相な内装。これを笑って許せる人でなければ買えなかったに違いない。
トヨタも8月25日の再販開始時点では月産200台ペースを予定するなど、かなり弱気(控えめ)に予想していたのだろう。
しかし、メガWEBでのサプライズでないサプライズ発表を契機に蓋を開けてみれば、20代の若者から、ディーゼル規制で旧車を手放したおじ(い)さま達までの幅広い層を巻き込んだちょっとしたブームのような雰囲気となり、年末にかけてはヤフーのトップニュースにもランクル70の記事が出たことも何度かあった。
そんなとき、このブログのアクセスが突然激増して、その注目度の高さにびっくりしたもんだ。
ここ10年ほど80(FZJ80G)に乗り、高燃費、大重量、空気大量輸送で世間から白い目で見られているなと、自分のマイノリティーとしての立場を自覚していた自分にとっては、ハイブリッドカー全盛のこの時代に、こんなことが起こるなんて本当に驚きだった。
そして、待ちに待った8月25日の発売開始と同時に契約したかったところ、不覚にも30日まで夏の旅行に出かけていたため、8月31日にようやくホワイトのバンをオーダー。
その時点での納期見込は1月末。ベージュかホワイトかで最後の最後まで悩んだけれど、実車を見てホワイトに決定。(色別販売台数記事はコチラ)
実はこのとき既に何人もの方が先行販売なるもので予約していて、事実9月、10月には納車になっていた(8月の契約日・納車日リスト参照 コチラ)のだが、自分の購入したディーラーでは、これまで何度聞いても先行販売の存在は確認できず、結局今になっても自分がそういう形で買うことが可能だったのかは闇の中だ。(まぁ、もう新車を買うことはないから関係ないけど・・・)
そして、再販開始から1ヵ月が経った9月末にトヨタが公表した数字は3600台受注という、驚異(今どきの人気車からすると、逆の意味で脅威の数字かもしれないけど・・・)の数字(このときの記事はコチラ)。
そして、この当時契約しても納期は3月〜5月という状況(9月の契約日・納車日リストはコチラ)になったため、早々に受注停止になるのではないかと、ワクワクドキドキ状態に突入。
おそらく、その頃既に、トヨタディーラーに「まだ買えますか」と言って駆け込んだ人は少なからずいたはず。今思うと、懐かしい。
ただ、それでも販売は継続されていたので、自ずと増産による納期前倒しへの期待が盛り上がってくる。しかし、これがなかなか決まらない、というか公表されない。
自分も1月末の納期がなんとか年内にならないものかと本当にヤキモキしたものだ。これまた本当に懐かしい。
そして、待ちに待った増産の発表が11月に出た(記事はコチラ)わけだが、その内容は「1月は月産1700台」というもの。これを聞いたときには、こりゃえらいこっちゃ、そんなに作るなら、1万台を軽く超える勢いなのではないかと真剣に思った。
そんな空気にトヨタも「こりゃ案外いけるかも」思ったのではないだろうか、ブームを煽るように色々なところで広告やPRが行われ、年末にはヤフーのトップニュースになったり、片山右京のインプレ動画、きれいなお姉さんのインプレ動画などなど、力入ってきたなぁ、という感じになっていたように思う。
そして、増産報道が出る前後あたりから、こちらのブログには納期前倒しの情報が続々と寄せられてきて、日々、その情報を羨ましいなぁ、と眺めていたのだが、12月に入る前だったか、ようやく自分にも吉報が届いて、年内納車が確定。まさに子供の頃のクリスマスプレゼントやお年玉を思い出すような感じで今か今かと待ちわびて、12月23日に納車を迎えた。あの寝むりの浅かった夜がまた懐かしい。
そうそう、納車のときは、ガソ満どころかガソ空(10L)だったんだけど、かなり立派な花束はくれたなぁ(しつこいけど、やっぱり花束半分でいいから、40L位は入れてくれないかなぁ・・・)
その頃から契約日と納車日をまとめたリストや、皆さんからいただく愛車の写真、カスタム情報をブログの記事にUPしながら、ありがたいことに、個人的にはまさにランクル漬けの日々を送らせていただいた。
最初の頃は、ETC取付位置や、ナビ、バックカメラなどの基本的な電装品がメイン、その後は専用社外パーツも出そろい始め(紹介したパーツリスト記事はコチラとコチラ)で、ホイール、リフトアップ、ルーフラックなどの情報が話題となっていった。
忘れることのできない素地シリーズ(素地グリル・素地バンパー)や、レザーシフトノブなどで一躍、ランクル70のメッカとして認識(自分はこのときだけど、きっと多くの人は前から知っていたのでしょう)することになった群馬トヨタRVパーク(訪問記は記事はコチラ)。まさか自分が車のことで群馬まで遠征するとは、ほんの1年前には夢にも思わなかった。なんせメガwebに試乗に行くだけでもなかなか腰が上がらなかったのだから・・・
とにかく沢山の方々に助けていたきながらやってきたし、どなたの情報も大変有り難かったけれど、やはりその時期毎に特に印象に残る方がいた。
まず、一番最初にインプレをいただいた大ベテランの平成16年式ランクル乗りさん(記事はコチラ)。旧車から買い替える人がいるということを目の当たりにすることで、再販車の価値を確信することができた。
そして、初期の情報の少ない時期に数々のカスタム情報を提供して下さったトトロさん(記事はコチラ)。今の、惜しげもなくカスタム情報を提供してくれる雰囲気を作るきっかけっとなったのは間違いなくトトロさんの功績が大きいと思う。
さらに、窓UPオートや、オーバーベッドコンソールなど、数々の便利グッズ、カスタム方法などを、フロンティア精神とサービス精神で紹介し続けて下さっているやまさん(記事はコチラ)。定番メニューがある程度出そろったところで新定番となるメニューを提起しつづけてくれたおかげで、多くの人がこのブログを訪れるようになってくれたはず。
そして、最近、静かに、暖かい雰囲気で林道情報(記事はコチラ)を紹介して下さるお風呂道さん。カスタム情報に埋もれつつあったランクル70の本当の楽しみ方を思い出させてくれた林道の匠には本当に感謝。
皆さんのお名前を挙げきれなくて申し訳ないけれど、本当にこんなど素人のブログが情報に溢れることができたのは、皆さんのお陰以外の何ものでもないことはしっかり自覚している。
小学校の卒業式の掛け合いの「楽しかった〇〇〜」のようになってしまったが、そんな感じでここまで続けてこられたなぁ、とかなり感慨深い。
まぁ、そんなこんなであっという間に迎えた春。3月末にはピックアップへの思いを封じることが出来ずに、ついにおかわりオーダーをするという暴挙にでてしまったが、その頃、ディーラーからもオーダーストップの話題が聞こえ始める。
4月に入ると地元神奈川トヨタでは残オーダー枠の通知があったということで、連休は越えられないかと思ったものだが、予想に反して5月に入ってもあちこちの方から購入の報告が続く。
そんな中、満を持して6月18日開催されたのがRVパーク主催のランドクルーザーフェスin群馬(遠征記事はコチラ)。今までこの手のイベントに行ったことも、行こうと思ったこともなかった自分が、往復500km近くを遠征したこと自体がものすごい驚きだし、そこで、今までお世話になっていた方々とお会いして、お話しできたことは猛烈に新鮮で楽しい出来事だった。
そうする傍らで、まだオーダーできていた人もいたようなので、4月あたりのオーダー枠情報は駆け込み需要喚起のための「オトリ」に過ぎなかったのかな?などと思ったりもしたのだけれど、今になってみると、この頃には一時期ほどの勢いはなく、なかなか残オーダー枠を消化しきれなかったのが実情なのではないかと思う。
そして、最近はメディアで取り上げられることもほとんどなくなり、どことなくしりすぼみ感のある中で静かにオーダー枠も、トヨタのHPの情報もなくなり、ついにこの日を迎えた。
8月25日以降、ランクル70がメジャーな車になった錯覚に陥るようなお祭りムードの中で一年近く過ごしてきたおかげで、こういう終わり方はちょっと寂しいかなぁ、と思ったりもした。
しかし、一時期の流行ものではなく、地味でマイナーだけど力持ち、みたいな感じのほうが70のイメージには合う気がするので、今は「これでいいのだ」という気がする。
まだ7月中は納車が続くはずだけれど、多くの人は納車が済んで、カスタム情報もなんとなく出尽くし感がある中、これからは「さなげ」や「林道」のような場所で走ることを楽しむ人が増えたり、みんカラ(みんカラリンク集はコチラ)を中心に行われているようなオーナーさん同士の交流があったり、これまでの販売中の1年とはまた違う盛り上がりが続いていくといいなぁ、と思う。
あとは、旧車も含めたランクル70を、いつまでも、少しでも多く公道で見ることができることを願うばかり。
なんとなく卒業感満載の文章になってしまったものの、残念なことにこのブログはこの祭りの思い出として風化させる予定は今のところなく、引き続き自分のくだらない弄り走りの情報(あとはどこを塗るかな?)や、皆様からの写真や情報の提供があれば更新をして細々継続していく予定。
最後に、皆さんのご協力を得て増え続けた契約日・納車日リストのエントリー数が300を超えることができましたし、また、納車された皆様の愛車写真もかなりの数を送って頂きました。
本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。
あとは何様気取りかと、怒られそうだけれど、トヨタさん、再販のご英断、本当にありがとうございました。再再販でもない限り、新車を買ってお役に立つことはできませんが、世界のTOYOTA、応援してます。
猛烈長文失礼しますた。今後ともよろしくお願いします。
ど素人ブログ管理人
(注)以下の車を再販ランクル70と総称して呼んでいます。
・TOYOTA LAND CRUISER GRJ76K
(新型・復刻ランドクルーザー70 バン)
・TOYOTA LAND CRUISER GRJ79K
(新型・復刻ランドクルーザー70 ピックアップ)
そうか、再販は6月30日生産分までだった。トヨタの気持ちはもうディーゼルプラドに行ってしまったのか・・・70のHP画面をプリントスクリーンしておくべきだったと、今さながらちょっと後悔・・・それはさておき、
それはさておき、結局のところ、6月30日生産分までといいながら、一部では6月に入ってもかなりギリギリまで購入することができた人がいた(エントリーいただいている方の中では6月28日契約のシーマスターさんが一番最後)というのは、機動的に増産体制を組んだトヨタをさすがと評価すべきなのだろう。
しかし、終盤は駆け込み需要で盛り上がるかに思えたのだけれど、実際のところは失速気味の感が否めない。
先日、乱丸さんから教えていただいた情報(記事 情報ソース)では、昨年の再販開始から4月末までの累計台数(おそらく登録台数)が5,905台だったけれど、5月の数は449台と4月の597台を大きく下回る尻すぼみ状態(に見える)。
おそらく、この調子でいくと7000台程度で着地するのだろう。
なんせ、11月に書いた記事(コチラ)ではニュースソースの記載がないけれど、10月末の受注台数が5000台と言っているのだから、その後は勢いが続かなかったのが分かる。
最近では大手メディアで取り上げられる機会も少なく、静かに再販は幕を閉じたという感じだ。ちょっとさびしいかな。
まぁ、色々あったけれど、これで祭りはひと段落。これまで楽しく盛り上がらせていただいたので、感謝の意味もこめて、ここで再販開始からを振り返ってみたい。
◆正式発表(8月25日)前
振り返れば、2004年の70販売終了以降、10年越しの夢がかなっての再販なので、ランクルファンならばもろ手を挙げて万歳購入かと思われた。
しかし、丸目フェイスではなく、ガソリン、ハイオク(個人的にはバンのワイド)という仕様など、微妙な感も否めず、どれくらいの売れるのか、なかなか予想しにくい感もあった。(どれだけダメな車かまとめて買いたくない人を応援した記事はこちら)
ただ、ダブルキャブピックアップを販売したのは「なんで」感満載で、トヨタの「粋」が感じられる。
個人的には完全にやられてしまった。でも思いきることができず、最初に買ったのはバンだけど・・・
情報の少ないうちは、販売価格も注目を集めたけれど、30周年記念だからなのか、バンの税抜価格は3,333,333円(税込 3,600,000円)。ちなみにピックアップは税抜で3,240,741円(税込 3,500,000円)。
昨今のランクルプラドやランクル200の価格を考えると、案外お値打ちな設定かな、というのが個人的な印象。
もっとも、ナナマル特有の生産コストを無視すると、とても総額400万に迫る車とは思えない貧相な内装。これを笑って許せる人でなければ買えなかったに違いない。
トヨタも8月25日の再販開始時点では月産200台ペースを予定するなど、かなり弱気(控えめ)に予想していたのだろう。
◆正式発表(8月25日)〜
しかし、メガWEBでのサプライズでないサプライズ発表を契機に蓋を開けてみれば、20代の若者から、ディーゼル規制で旧車を手放したおじ(い)さま達までの幅広い層を巻き込んだちょっとしたブームのような雰囲気となり、年末にかけてはヤフーのトップニュースにもランクル70の記事が出たことも何度かあった。
そんなとき、このブログのアクセスが突然激増して、その注目度の高さにびっくりしたもんだ。
ここ10年ほど80(FZJ80G)に乗り、高燃費、大重量、空気大量輸送で世間から白い目で見られているなと、自分のマイノリティーとしての立場を自覚していた自分にとっては、ハイブリッドカー全盛のこの時代に、こんなことが起こるなんて本当に驚きだった。
◆自分のオーダー(8月31日)
そして、待ちに待った8月25日の発売開始と同時に契約したかったところ、不覚にも30日まで夏の旅行に出かけていたため、8月31日にようやくホワイトのバンをオーダー。
その時点での納期見込は1月末。ベージュかホワイトかで最後の最後まで悩んだけれど、実車を見てホワイトに決定。(色別販売台数記事はコチラ)
◆先行販売の怪
実はこのとき既に何人もの方が先行販売なるもので予約していて、事実9月、10月には納車になっていた(8月の契約日・納車日リスト参照 コチラ)のだが、自分の購入したディーラーでは、これまで何度聞いても先行販売の存在は確認できず、結局今になっても自分がそういう形で買うことが可能だったのかは闇の中だ。(まぁ、もう新車を買うことはないから関係ないけど・・・)
◆販売開始後1ヵ月の受注台数など
そして、再販開始から1ヵ月が経った9月末にトヨタが公表した数字は3600台受注という、驚異(今どきの人気車からすると、逆の意味で脅威の数字かもしれないけど・・・)の数字(このときの記事はコチラ)。
そして、この当時契約しても納期は3月〜5月という状況(9月の契約日・納車日リストはコチラ)になったため、早々に受注停止になるのではないかと、ワクワクドキドキ状態に突入。
おそらく、その頃既に、トヨタディーラーに「まだ買えますか」と言って駆け込んだ人は少なからずいたはず。今思うと、懐かしい。
◆増産〜納期前倒し〜納車
ただ、それでも販売は継続されていたので、自ずと増産による納期前倒しへの期待が盛り上がってくる。しかし、これがなかなか決まらない、というか公表されない。
自分も1月末の納期がなんとか年内にならないものかと本当にヤキモキしたものだ。これまた本当に懐かしい。
そして、待ちに待った増産の発表が11月に出た(記事はコチラ)わけだが、その内容は「1月は月産1700台」というもの。これを聞いたときには、こりゃえらいこっちゃ、そんなに作るなら、1万台を軽く超える勢いなのではないかと真剣に思った。
そんな空気にトヨタも「こりゃ案外いけるかも」思ったのではないだろうか、ブームを煽るように色々なところで広告やPRが行われ、年末にはヤフーのトップニュースになったり、片山右京のインプレ動画、きれいなお姉さんのインプレ動画などなど、力入ってきたなぁ、という感じになっていたように思う。
そして、増産報道が出る前後あたりから、こちらのブログには納期前倒しの情報が続々と寄せられてきて、日々、その情報を羨ましいなぁ、と眺めていたのだが、12月に入る前だったか、ようやく自分にも吉報が届いて、年内納車が確定。まさに子供の頃のクリスマスプレゼントやお年玉を思い出すような感じで今か今かと待ちわびて、12月23日に納車を迎えた。あの寝むりの浅かった夜がまた懐かしい。
そうそう、納車のときは、ガソ満どころかガソ空(10L)だったんだけど、かなり立派な花束はくれたなぁ(しつこいけど、やっぱり花束半分でいいから、40L位は入れてくれないかなぁ・・・)
◆ブログの展開
その頃から契約日と納車日をまとめたリストや、皆さんからいただく愛車の写真、カスタム情報をブログの記事にUPしながら、ありがたいことに、個人的にはまさにランクル漬けの日々を送らせていただいた。
最初の頃は、ETC取付位置や、ナビ、バックカメラなどの基本的な電装品がメイン、その後は専用社外パーツも出そろい始め(紹介したパーツリスト記事はコチラとコチラ)で、ホイール、リフトアップ、ルーフラックなどの情報が話題となっていった。
忘れることのできない素地シリーズ(素地グリル・素地バンパー)や、レザーシフトノブなどで一躍、ランクル70のメッカとして認識(自分はこのときだけど、きっと多くの人は前から知っていたのでしょう)することになった群馬トヨタRVパーク(訪問記は記事はコチラ)。まさか自分が車のことで群馬まで遠征するとは、ほんの1年前には夢にも思わなかった。なんせメガwebに試乗に行くだけでもなかなか腰が上がらなかったのだから・・・
とにかく沢山の方々に助けていたきながらやってきたし、どなたの情報も大変有り難かったけれど、やはりその時期毎に特に印象に残る方がいた。
まず、一番最初にインプレをいただいた大ベテランの平成16年式ランクル乗りさん(記事はコチラ)。旧車から買い替える人がいるということを目の当たりにすることで、再販車の価値を確信することができた。
そして、初期の情報の少ない時期に数々のカスタム情報を提供して下さったトトロさん(記事はコチラ)。今の、惜しげもなくカスタム情報を提供してくれる雰囲気を作るきっかけっとなったのは間違いなくトトロさんの功績が大きいと思う。
さらに、窓UPオートや、オーバーベッドコンソールなど、数々の便利グッズ、カスタム方法などを、フロンティア精神とサービス精神で紹介し続けて下さっているやまさん(記事はコチラ)。定番メニューがある程度出そろったところで新定番となるメニューを提起しつづけてくれたおかげで、多くの人がこのブログを訪れるようになってくれたはず。
そして、最近、静かに、暖かい雰囲気で林道情報(記事はコチラ)を紹介して下さるお風呂道さん。カスタム情報に埋もれつつあったランクル70の本当の楽しみ方を思い出させてくれた林道の匠には本当に感謝。
皆さんのお名前を挙げきれなくて申し訳ないけれど、本当にこんなど素人のブログが情報に溢れることができたのは、皆さんのお陰以外の何ものでもないことはしっかり自覚している。
小学校の卒業式の掛け合いの「楽しかった〇〇〜」のようになってしまったが、そんな感じでここまで続けてこられたなぁ、とかなり感慨深い。
◆オーダーストップが迫る中
まぁ、そんなこんなであっという間に迎えた春。3月末にはピックアップへの思いを封じることが出来ずに、ついにおかわりオーダーをするという暴挙にでてしまったが、その頃、ディーラーからもオーダーストップの話題が聞こえ始める。
4月に入ると地元神奈川トヨタでは残オーダー枠の通知があったということで、連休は越えられないかと思ったものだが、予想に反して5月に入ってもあちこちの方から購入の報告が続く。
そんな中、満を持して6月18日開催されたのがRVパーク主催のランドクルーザーフェスin群馬(遠征記事はコチラ)。今までこの手のイベントに行ったことも、行こうと思ったこともなかった自分が、往復500km近くを遠征したこと自体がものすごい驚きだし、そこで、今までお世話になっていた方々とお会いして、お話しできたことは猛烈に新鮮で楽しい出来事だった。
そうする傍らで、まだオーダーできていた人もいたようなので、4月あたりのオーダー枠情報は駆け込み需要喚起のための「オトリ」に過ぎなかったのかな?などと思ったりもしたのだけれど、今になってみると、この頃には一時期ほどの勢いはなく、なかなか残オーダー枠を消化しきれなかったのが実情なのではないかと思う。
◆そして終焉「これでいいのだ」
そして、最近はメディアで取り上げられることもほとんどなくなり、どことなくしりすぼみ感のある中で静かにオーダー枠も、トヨタのHPの情報もなくなり、ついにこの日を迎えた。
8月25日以降、ランクル70がメジャーな車になった錯覚に陥るようなお祭りムードの中で一年近く過ごしてきたおかげで、こういう終わり方はちょっと寂しいかなぁ、と思ったりもした。
しかし、一時期の流行ものではなく、地味でマイナーだけど力持ち、みたいな感じのほうが70のイメージには合う気がするので、今は「これでいいのだ」という気がする。
まだ7月中は納車が続くはずだけれど、多くの人は納車が済んで、カスタム情報もなんとなく出尽くし感がある中、これからは「さなげ」や「林道」のような場所で走ることを楽しむ人が増えたり、みんカラ(みんカラリンク集はコチラ)を中心に行われているようなオーナーさん同士の交流があったり、これまでの販売中の1年とはまた違う盛り上がりが続いていくといいなぁ、と思う。
あとは、旧車も含めたランクル70を、いつまでも、少しでも多く公道で見ることができることを願うばかり。
◆今後も・・・
なんとなく卒業感満載の文章になってしまったものの、残念なことにこのブログはこの祭りの思い出として風化させる予定は今のところなく、引き続き自分のくだらない弄り走りの情報(あとはどこを塗るかな?)や、皆様からの写真や情報の提供があれば更新をして細々継続していく予定。
最後に、皆さんのご協力を得て増え続けた契約日・納車日リストのエントリー数が300を超えることができましたし、また、納車された皆様の愛車写真もかなりの数を送って頂きました。
本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。
あとは何様気取りかと、怒られそうだけれど、トヨタさん、再販のご英断、本当にありがとうございました。再再販でもない限り、新車を買ってお役に立つことはできませんが、世界のTOYOTA、応援してます。
猛烈長文失礼しますた。今後ともよろしくお願いします。
ど素人ブログ管理人
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(注)以下の車を再販ランクル70と総称して呼んでいます。
・TOYOTA LAND CRUISER GRJ76K
(新型・復刻ランドクルーザー70 バン)
・TOYOTA LAND CRUISER GRJ79K
(新型・復刻ランドクルーザー70 ピックアップ)
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こんにちは。確かに、3日の日経(web)を見てみたところ、台数が出ていますね。気づきませんでした。情報ありがとうございます。目標の3倍、立派なものですね。
いつも楽しく拝見しています。
4日の経済新聞に受注台数が出ていました。7100台超になっています。
ちなみに中高年から人気と小さい見出しもありました。
再び販売の可能性についてトヨタは「予定は白紙」としているで終わっています。
ピックアップ有るんですね〜!
デフロック無しに、OS技研のLSD付けてみたかったです。
ついでで何ですが、昨日家の前でガナドール装着しました。
結果は、、、
やまさんありがとうございます!って感じです。
各ギヤの加速がノーマルより1速づつ低いギヤで走ってる様な感覚ですね〜!
レスポンスも良くて最高です。
音も良くて燃費が逆に悪くなるでしょうね。
こんばんは。すっかり感傷的な感じになってみていたのに、まだ買えるんですねぇ。ディーラーから新車が買えるなら、群馬まで行く価値ありですね。最後までさすがですね。
群馬トヨタでは7月4日現在、まだ79未登録車レッドマイカ以外全色在庫持ってますよ〜、(13台)興味のある方は是非。
全車寒冷地、デフロック付き。
76は11台あるそーです。76はレッドマイカ1台あり。
キイロイトリ様、実は私も79デフロック無しが欲しかったのですがもう買えませんね(>_<)
デフロック無し中古も望み薄だし…
おはようございます。9月から、既に半年以上、お付き合いいただいているのですねぇ。祭りは終わりましたが、これからが本当の70ライフですから、今後ともよろしくお願いします。
振り返りのブログ興味深く拝見しました。こちらにお邪魔させて頂いたのは昨年9月頃からでした。納車日についてコメントさせて頂いたのが10月末だったと記憶しております。
ほぼ同時期に管理人さまと同じような気持ちで過ごした日々が懐かしいです。
確かにお祭りだったのが静かに幕引きとなりさみしいですが、今後ものんびりとお付き合いさせて頂きたくお願いいたします。
危うくピックアップも買ってしまう所でした。
デフロック無しを購入し、冬道仕様と思い全域で効くLSDを付けたくて、LSDの下調べまでしてたのに、、、買えませんでした。
販売終了してて良かったのか、悪かったのかです。
文面で読んでましたが、管理人様はおかわり買ったんでしょうか?
自分は気長に極上のピックアップが出て来るまで貯金しながら待ちます。
こんにちは。いつもコメントありがとうございます。末永く70を楽しみたいですね。今後ともよろしくお願いします。
いつもいつも情報ありがとうございます。
この歳になって、初の70を満喫しています。オンロードですが、、、、
これからも楽しみにブログ、拝見していきます。
更新は、無理なさらずに。 M55
おはようございます。若輩管理人のブログにエントリーいただき、こちらのほうが感謝です。トヨタにも本当に感謝ですね。6月28日契約は本当にすごいですね。
おはようございます。ねぎらいのお言葉ありがとうございます。我ながら一年間を思い返して盛り上がりすぎたのか、あまりの長文にびっくりです。情報があるかぎり、まとめていこうと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
おはようございます。やはりピックアップの魅力はすごいですよね。男のフルローン覚悟してトヨタに走った思いはかなわず残念でしたが、新車とはいかなくても、しばらくしてお買い得車が出る可能性もありますからね。罪な車ですね。
管理人様>>この度は自分の様な若輩者をサイト登録させて頂き有難うございます。
毎日サイトを拝見させて頂き色んな方のカスタマイズや乗り方を勉強さ
せて頂いてます。
30日で生産終了…悲しい気もしますが、今の時代に受け入れられ辛い車なので仕方ないことですね。。。ハイブリッドバブルの中こんなマイノリティーな車を期間限定でも発売してくれたトヨタには感謝の気持ちで一杯です。
運良く奇跡的に余っていたピックアップ1台(本当は何台か余っていた??)をギリギリで契約でき自分でも驚いています笑
長文おつかれさまです
再販ランクルは生産終了となりましたが(すでに昨日トヨタのHPに表示されなく寂しかった)、今後も皆様からのカスタム報告&ドライブ情報は尽きることないと思います。
引き続きブログアップに大変かと思いますが、最新情報を楽しみにしております。
それにしても、皆様のスペシャルなランクルを見てみたいものです。
自分も4月にピックアップが欲しくて欲しくて仕方なく、でも先立つ物も無く男のフルローンで良いか!と決意してディーラーに買いに行きました。
途中で、でもローンは、、、
でも今しか買えないし、、、
行ってみたら販売終了でした。
生産終了なんですね。
私もトヨタのホームページ観ましたが、無くなってて寂しくなりました。
ここ数年欲しい車も無く、ハチマルとAE86はそのままで流行りの30プリウスに車高調付けて2年前まで乗ってました。
プリウスの素っ気なさにある日突然飽きてしまったのと、ハチマルの行き先が出来たのでFJクルーザーに乗りました。
おもちゃっぽくて近所の子供たちに人気でしたが、オートマが身体に合わずモヤモヤしてた所でナナマル販売を知りました。
やっと乗りたい車に出会う事が出来て良かったです。
知人友人は何故その車???と言いますが、しょうがないです。
シンクロ無しエアコンパワステ内装無しのAE86と共に末長く乗ろうと思います。