2016年08月03日
コーチングについて・・・・・「承認」
こんにちは、二日続けて、固めの話をお伝えしました。もう一日おつきあいください。
今日はコーチング・・・・「承認」です。
1. やる気を引き出す。
コーチングは「人間の無限の可能性を信じる」という、前提に立ち、一人ひとりの強みや持ち味を引き出していくコミュニケーションです。その中で「承認スキル」は、傾聴・質問に次いで、三番目に重要なものと考えられている。
・ スタッフ一人ひとりから「やろう」「やれる」「やりたい」という気持ちを引き出さなければ生産性は上がらない。
・ ほめられれば、「やろう」という気持ちが湧く、行動に移すエネルギーが高まる。
・ 認めてもらっていないと感じると、行動する意欲は高まらず、元気がない状態になり、その状態が続くと鬱病へ陥る可能性がある。
「承認」スキルは、スタッフのやる気を引き出すとともに、良好な職場関係を築くために最も有効な方法の一つである。
2. 事実を観察する。
承認のスキルは、インプットの面(観察能力)とアウトプットの面(メッセージの伝達能力)の二つの側面がある。
スタッフの仕事ぶりをよく観察して、一人ひとりの多様な持ち味、強み、長所、進歩、成長を心にとめることが承認スキルの第一歩である。
★ スタッフを細かく観察すること。
★ 「おだてる」と「ほめる」の意味と使い方を明確にする。
★ 細かい事実・わずかな成長に気づいてほめる。
事実に反することをほめるように伝えるのは「ほめ殺し」につながり、スタッフの育成を阻害します。重箱の隅をつつくような、細かい欠点を批判されると頭に来てしまいますが、細かいところをほめてもらうととても嬉しく感じ、スタッフは「自分のことをしっかり見ていてくれる」と信頼感と安心感が伝わります。スタッフの細かい気配りや、進歩した点を観察し、具体的に言葉にして伝えるようにしましょう。
3. 育成承認リストを作る。
****日頃、貴方は、スタッフ一人ひとりをどの程度、観察し把握しているでしょうか。****
この育成承認リストは、「短所ならよく書けるが、長所はかきにくい」と言われます。
認識とは「違い」に着目するものなので、上司から見るとスタッフのできていないところ、
欠点ばかり目についてしまうのは仕方ありません。
だからこそ、
● スタッフの長所・強みに目を凝らして探すようにスタッフと接する姿勢を持つ。
「美点凝視」と言う。
・ 数字に表れない取り組み、仕事に注目して観察する。
・ 日頃の細かい努力、プロセスを見逃さないようにする。
・ 自分側のとらえ方を変えることで、相手の長所を引き出す。
スタッフのことを把握・認識しているようでも、このチェックリストをすらすらと書けないようでは
しっかり把握しているとは言えません。思っていることを書くことができれば自分自身でしっかり認識していると言うことです。いくら理屈が理解できてもコーチングは確実に一つ一つつぶして行かないと、コーチングは稼働しません。まず、自分自身、スタッフのことをどれだけ把握しているか
確認してください。
スタッフの長所・強みがわからないで欠点ばかり思いつくようでは、貴方自身が認識不足であり
スタッフに対する愛情が欠けていると言うことです。
コミュニケーションの量を増やす
数名のスタッフについて育成承認リストを記入すると、書きやすくたくさんのコメントが浮かぶスタッフと何を書いて良いかわからないスタッフと別れることが多いと思います。
結果的に、枠に書くコメントの量にばらつきが発生します。
● 長所を書きにくいスタッフは、まだあまり知らない側面が残っている。
相手のことを理解していないと認知する
コミュニケーションの量を意識的に増やす。
★ 相手に対する理解が進まないとチーム全体が悪循環のスパイラルへ進む可能性がある。
★ 基本的な報・連・相が欠落していく。
★ いつ何時でも、トラブルが発生してもおかしくない状況になる。
相手のことをよく知ることにより、声もかけやすくさらに理解が進みます。日頃のコミュニケーションが、コーチングの基本となることもここで理解することが大切です。
少し、感じつかめたでしょうか。
「傾聴」 「質問」 「承認」 は、どれも大切ツールとなります。
次回は、コーチングのまとめを経験に基づきお伝えします。
今日はコーチング・・・・「承認」です。
1. やる気を引き出す。
コーチングは「人間の無限の可能性を信じる」という、前提に立ち、一人ひとりの強みや持ち味を引き出していくコミュニケーションです。その中で「承認スキル」は、傾聴・質問に次いで、三番目に重要なものと考えられている。
・ スタッフ一人ひとりから「やろう」「やれる」「やりたい」という気持ちを引き出さなければ生産性は上がらない。
・ ほめられれば、「やろう」という気持ちが湧く、行動に移すエネルギーが高まる。
・ 認めてもらっていないと感じると、行動する意欲は高まらず、元気がない状態になり、その状態が続くと鬱病へ陥る可能性がある。
「承認」スキルは、スタッフのやる気を引き出すとともに、良好な職場関係を築くために最も有効な方法の一つである。
2. 事実を観察する。
承認のスキルは、インプットの面(観察能力)とアウトプットの面(メッセージの伝達能力)の二つの側面がある。
スタッフの仕事ぶりをよく観察して、一人ひとりの多様な持ち味、強み、長所、進歩、成長を心にとめることが承認スキルの第一歩である。
★ スタッフを細かく観察すること。
★ 「おだてる」と「ほめる」の意味と使い方を明確にする。
★ 細かい事実・わずかな成長に気づいてほめる。
事実に反することをほめるように伝えるのは「ほめ殺し」につながり、スタッフの育成を阻害します。重箱の隅をつつくような、細かい欠点を批判されると頭に来てしまいますが、細かいところをほめてもらうととても嬉しく感じ、スタッフは「自分のことをしっかり見ていてくれる」と信頼感と安心感が伝わります。スタッフの細かい気配りや、進歩した点を観察し、具体的に言葉にして伝えるようにしましょう。
3. 育成承認リストを作る。
****日頃、貴方は、スタッフ一人ひとりをどの程度、観察し把握しているでしょうか。****
この育成承認リストは、「短所ならよく書けるが、長所はかきにくい」と言われます。
認識とは「違い」に着目するものなので、上司から見るとスタッフのできていないところ、
欠点ばかり目についてしまうのは仕方ありません。
だからこそ、
● スタッフの長所・強みに目を凝らして探すようにスタッフと接する姿勢を持つ。
「美点凝視」と言う。
・ 数字に表れない取り組み、仕事に注目して観察する。
・ 日頃の細かい努力、プロセスを見逃さないようにする。
・ 自分側のとらえ方を変えることで、相手の長所を引き出す。
スタッフのことを把握・認識しているようでも、このチェックリストをすらすらと書けないようでは
しっかり把握しているとは言えません。思っていることを書くことができれば自分自身でしっかり認識していると言うことです。いくら理屈が理解できてもコーチングは確実に一つ一つつぶして行かないと、コーチングは稼働しません。まず、自分自身、スタッフのことをどれだけ把握しているか
確認してください。
スタッフの長所・強みがわからないで欠点ばかり思いつくようでは、貴方自身が認識不足であり
スタッフに対する愛情が欠けていると言うことです。
コミュニケーションの量を増やす
数名のスタッフについて育成承認リストを記入すると、書きやすくたくさんのコメントが浮かぶスタッフと何を書いて良いかわからないスタッフと別れることが多いと思います。
結果的に、枠に書くコメントの量にばらつきが発生します。
● 長所を書きにくいスタッフは、まだあまり知らない側面が残っている。
相手のことを理解していないと認知する
コミュニケーションの量を意識的に増やす。
★ 相手に対する理解が進まないとチーム全体が悪循環のスパイラルへ進む可能性がある。
★ 基本的な報・連・相が欠落していく。
★ いつ何時でも、トラブルが発生してもおかしくない状況になる。
相手のことをよく知ることにより、声もかけやすくさらに理解が進みます。日頃のコミュニケーションが、コーチングの基本となることもここで理解することが大切です。
少し、感じつかめたでしょうか。
「傾聴」 「質問」 「承認」 は、どれも大切ツールとなります。
次回は、コーチングのまとめを経験に基づきお伝えします。
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