2014年09月23日
slic3rでスライスしてDa vinciで出力
試したかった設定を試してみた
どうもこんにちは、ツヨシです。
先日出力した、女性のデータは試してみたかった設定を使用すると、サポート材の計算が終わらず、スライスが2日経っても終了しなかったため諦めました・・・。
そこで、別のデータでその設定をして出力してみました。
その試してみたかった設定というのは、同じ層の出力した部分を避けるようにヘッドが動くようにする設定。
これにより、出力済みの部分にヘッドがぶつかってしまう事を避けられるようなのですが、STLファイルのスライスが大幅に時間がかかってしまい、データの内容によっては、スライスが終わらなくなってしまいます。
特にサポート材の計算が長くなってしまうようで、今回のデータはサポート材がなくても出力できるように作成されたデータとの事で、サポート材の計算がいらないため、この設定を使ってもスライスすることが出来ました。
12時間以上かけて出力したのがこちら
slic3rでスライスすると、Da vinciでは出力完了までの予想時間が分からなくなってしまいます。
そのため、事前に何時ぐらいに出力が終わるか全く分からないまま出力を開始するしかありません。
で、今回も先日の女性のデータと同じぐらいの12時間越えでした・・・
もともと、サポート材がなくても出力できるように考えて作られたデータだけあって、Da vinciでもなんとか形になりました。
slic3rの設定のおかげか、ヘッドがぶつかって破損してしまうような箇所もなく、最後まで出力されました。
ただ、やはり部分的にDa vinciの性能の問題で残念な出力結果となってしまった場所があります。
まずは、顔のあごの部分。
ちょっとピントがずれてしまいましたが、あごの下あたりが正しく出力されませんでした。
次にひじの部分。
こちらは、それほど角度的にはきつくないはずなのですが、なぜか上手く出力されませんでした。
もう一つ、左手首。
こちらも角度的には問題なさそうなのですが、なぜか上手く出力できず、ゾンビのようになってしまいました。
まぁそれでも、今回の出力は、結構検討した方かと思います。
Da vinciは、ブリッジ部分の出力性能が低いので、どうしても難しい部分があります。
価格の高い、ブリッジ部分の出力性能が高い機種の場合、ヘッドのところにファンが付いていて、出力された直後のフィラメントを強制冷却し、すぐに固めてしまう機種があります。
しかし、Da vinciにはそういったものはありません。(ヘッドのところにファンが付いていますが、フィラメントを冷却するものではないようです)
フィラメントを強制冷却する機種の場合、かなり長いブリッジ部分(両端は接地しているが、その間の部分が宙に浮いている状態)もまっすぐ出力することが出来るので、今回のデータも、あごの部分などはかなり綺麗に出力できると思われます。
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