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2019年01月25日

ロシアという国

ロシアという国は私にとっては謎が多い。

ロシアの人達は、日露戦争をどのように思っていらのだろう。

帝政ロシア崩壊の手助けになったと評価しているのか

『国』として東洋の新興島国、

あわよくば植民地にしてやろう位に思っていた国に

負けてしまった無念さが大きいのだろうか。

それとも、我々国民には関係ありません、なのだろうか。


帝政ロシア崩壊後、

共産党が台頭してしまったことを悔やんでいるのだろうか。

しかし、ソ連崩壊後の国民の経済的苦しさは

ソ連時代をも凌ぐものだったようだ。

それはそうで、ウクライナが独立したことで、

工業生産・穀物生産は大きな打撃を受けた。

軍事面でも特に海軍は港がなくて困ったことになった。

一昨年のロシアのウクライナ侵略はそのためだろう。


現在も経済制裁を受けているロシアは、

広大な国土を抱えているが、その気候の影響もあり

西側のヨーロッパ方面だけは何とか体裁を取り繕っているが

中央から東側まではとても手がまわらない。

平均寿命も短いし、人口も増えない。



もちろん、為政者たちがその事を

座視し続けてきたわけではないだろうが、

いかんせん、開発のためのお金が間に合わない。

そこで歴代トップはシベリアの開発をしてくれそうな、

海の向こうの島国に目をつけてきた。

何しろ、戦争のどさくさに紛れて奪った島がある。

それを帰せ帰せと言っている。

どうせ、不法に奪った島だ。

シベリア開発と引き替えにしても、損はない。


過去にも、何度か話が進みかけた事があったが

いずれも日本側の事情で頓挫している。

政治家の大局感・外務省も含む外交力のなさからだ。



先日、安部さんはプーチンさんと二十何回目かの会談をした。

そろそろ、地下のマグマの胎動だけから

国民の目に成果が見えるようになるのではないか

と期待しているのだが。

2島返還で十分だろう。

日本でもロシアでも反対活動がおきるだろうが

73年間、1ミリも動かなかった事態を

少しでも動かしてみればいいのだ。

止まっているものを動かし始めるのには

大きな力が必要なのだ。

動き始めたら、少しの力でも動かし続けることができる。

物理の授業で学習したはずだ。


さらに、プーチンさんは

中国共産党というものを良くしっているだろう。

長い国境を接する中国から、

中国人がシベリアに入ってくることは歓迎しない。

そのためにも、シベリアを開発し、

シベリアに住む人を増やさなければならない。


ロシアはプーチンさんの健康問題、経済などがあり

日本には、安部さんの任期の問題がある。

我々国民もロシアという国を理解し、

ここらで一回目の手打ちをしないと、

永遠に北方領土は帰ってこなくなる。
posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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