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2022年07月10日

大相撲あれこれ

今日から大相撲名古屋場所が、愛知・ドルフィンズアリーナで始まる。

元大関の高安関の部屋が、コロナ感染者が出ているということで

全員が休場するらしい。

せっかく、観客数の上限を設けずに開催される本場所なのに、残念なことだ。

また、これまで禁止されていた出稽古も行われ、

角界に通常の姿が徐々に戻ってきているという。


そんななか、横綱の照ノ富士関が気になることを言っている。

横綱は優勝した5月の夏場所の後、所属する伊勢ケ浜部屋での稽古に専念したといい、

相撲界としては出稽古の再開を歓迎している中、

「稽古相手がいないというのは言い訳」と言った。

記者は、稽古を自分との闘いとする横綱らしい言葉だ、と持ち上げている。

また、照ノ富士は「人はそれぞれ違ったやり方で強くなる」と言っている。

つまり、どうやって己を磨くのかは本人次第ということだ。


しかし、私の考えは違う。

大相撲という狭い世界では、

番付上位の者は下位のものを稽古で鍛えて強くしてやる義務がある。

だから、横綱は何時でも出稽古を受け入れ、

場合によっては、出稽古に赴いてでも、下位力士を鍛える義務がある。

また、伸び盛りの若手が幕内上位にあがってきたら、

徹底的に、稽古で痛め付けて、「これは勝てない」と思わせることも必要だ。

稽古することで、その若手の力を推し測ることが出来る。

だから、この照ノ富士関の言葉は、私はおかしいと思う。

記者は、徹底的に反発すべきだ。

照ノ富士関を叱らなければいけない。

それが相撲社会にいる者の責務だろう。


大相撲が健全になって欲しい。





 
posted by smile at 03:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ
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