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2021年11月17日

2番じゃだめなんです🤗

もはや伝説の迷言となった「2番じゃ、駄目なんですか」からもう10年。

おかげさまで、今期も日本の理化学研究所と富士通が共同開発した

スーパーコンピューター「富岳(ふがく)」が

スパコンの計算性能を競う世界ランキングの主要4部門で1位になった。

ありがたいことだ。

迷言のおかげで、以降注目されるようになり技術者もやりがいが出た。

これで4期連続、2年間1位だ。

ところが、来年は劣勢になりそうだ。

というのも米国が現在の富岳の倍以上の計算機速度が可能性なモノを

稼働させるかも知れないのだ。

そうなると、ダメな2番になってしまう。


現在のコンピュータの仕組ではそろそろ限界が近い。

次の「量子コンピュータ」で1番を続けられるよう

技術屋さんも会社・研究機関も政府も頑張って欲しい。



ところが、理研計算科学研究センターのセンター長がバカなことを言っている。

「今後もそのパワーを幅広く

我が国のSDGsや脱炭素社会の実現に貢献できるよう、

高度化・発展させていく」

使い道を間違ってはいけない。



こんな数字を見ても実感はないのだが、

富岳は1秒あたり約44・2京(けい)(京は兆の1万倍)回の計算速度がある。

とても両手両足を使っても、桁をカウント出来ない。

量子コンピュータでは、それが重層的になる。

もう、何が何やら・・・

ジジイの出る幕ではない。


posted by smile at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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