日々のつぶやき

日本だけでなく、世界中の「記者」と呼ばれる職業に

従事する人のレベルが落ちている。

日本では、当時の菅官房長官に延々と話しかける女性記者がいて

それが映画にまでなってブームのようになっていたが

彼女を持ち出すまでもなく、「記者」のレベルの低さには驚くくらいだ。

今、この女性記者か「話しかける」と書いたが、

私には自分の意見を述べる場と間違っているように感じた。　

さらに、不思議に思っているのは、他社の記者がこの女性記者を嗜めないことだ。

余りに質問の時間が長すぎて、自分たちが質問する時間がなくなっていたはずだ。

私だったら、耐えられない。


また、こんなこともあった。

会見中に、質問ではなく罵声を浴びせ続けて、

さすがに他の記者から排除されたパヨクの自称ジャーナリストがいた。

こんなのは、その男を会見場に入れた方が悪いとは思うが。



さて、今回はオオタニサンの記者会見がグタグタだったとの批判が起きている。

まず、米国のアナリストは「質問がとても長い」と記者を酷評。


冒頭の質問からして、オオタニサンの過去の発言や故障歴に触れたのち、

「どのような心境でプレーし、

どのようなケアをして今季の大活躍につなげたのか」

「気持ちが折れそうになったことはなかったか」

「今だから語れる話があれば...」

記者が話し始めてから質問が終わるまで、およそ1分30秒の時間を要した。

オオタニサンは「まあちょっと質問が長かったので...

何から答えていいかわからないですけど...」

と苦笑い。

型通り、医者やトレーナーの支えもあり

「不安はありましたけど焦りはなかったです」と答えている。


オオタニサン、コリャ、大変になりそうだな！と感じたことだろう。

その危惧したとおり、退任した栗山元ファイターズ英樹監督、

引退した松坂大輔投手と「松坂世代」

メジャー挑戦が濃厚の広島・鈴木誠也選手、

さらには、「日本に帰ってきたとき、何を食べたか」

「家庭を持つタイミングは？」等々。

今シーズンのオオタニサンの活躍についての質問は少ない。


この会見を見た米FOXスポーツアナリストは

「私は日本語を流暢に話すことはできませんが、

大谷選手に対する質問がとても長いことは知っています」

と皮肉を一つ。

さらに、うつむく大谷選手の写真を添えて

「これは私の表情でもあります...」とツイートしている。

そして、「大谷翔平には、このような質問をされるよりも、

もっと良いものがあるはず」とし、

記者による質問の「質の低さ」を指摘している。



日本のツイッターユーザーからも、

「質問がペラペラ過ぎる」

「質問とは関係のない長い前置きを語る意味はなんなのだろう」

「もういい加減、アスリートに結婚とか彼女とかの質問をやめないかね」

などの声が溢れたようだ。

つまり、ゴシップネタを扱う雑誌やテレビ、新聞の取材になっている。



一方、これらの「グダグダ」質問にもきちんと応えつづけたオオタニサンに

「一流の人は受け答えも違うね！」

「毎試合後に記者会見してるだけのことある」

と称賛の声もあがっている。


ある意味、オオタニサンを通して日本のマスコミの醜態を晒してしまった。