日々のつぶやき

日本ミャンマー未来会議の井本代表が昨日朝
来日された。

もはや、帰国ではなく来日というのが相応しい。

氏は、日本とかミャンマーとかの国の枠を超越した存在なのだ。

だから、帰国ではなく来日と言わせていただく。


会議の理事の有本香氏の話だと、

バングラデシュ政府から正式に依頼があったということだ。

ミャンマーからバングラデシュに逃れてきたロヒンギャの住居を

河の中洲に造るという話だ。

規模はわからないが、一つの街を造るわけだ。


しかし、面白い話だ。

よ〜く考えてみて欲しい。

バングラデシュ人でもミャンマー人でもない、

外国人の井本氏に一国の政府が依頼してくるということを。

あの辺りでの井本氏の活動が、如何に評価されているかを

如実に物語っている。



日本政府も、井本氏を全面的に支援してもらいたい。

もちろん、

バングラデシュ政府は井本氏に依頼してきたのだから、

政府はあくまでバッグアップに徹してもらう。

間違っても日本政府が主役になってはいけない。

つまり、トップは井本氏。


このプロジェクトはスピードが大事だ。

関係省庁からノンキャリアの若手と、

連絡・調整係として国会議員を一人井本氏の下に付けて、

建設業界からも人を出してもらって

あらゆることを平行処理していかないと間に合わない。

オリンピックも大事かもしれないが、

こっちの方がより大事だろう。

人権問題だ。


もし、オリンピックが華やかに成功したとしても

ロヒンギャの皆さんが

２年後にまだ悲惨な状況のままおかれていたら、

寝覚めが悪いだろう。



マスコミはこういう事をもっととりあげろ。

全国的な募金活動を展開したらどうだ。

日産もゴーン容疑者から50億円取り戻して、

日本ミャンマー未来会議に寄付したらどうだ。

将来、バングラデシュとミャンマーで車が売れますぜ。

工場を造るだけが、投資ではないのだ。



安部さん、菅さん、ここは一番、内閣府主導で

早急な対応をお願いします。



ミャンマーもバングラデシュもまだまだ他国の支援が必要な

若いこれからの国だ。

中国共産党との違いを両国や世界中に知らしめる

絶好の機会のはず。

しかも、井本氏という酒好きのオジサンが受けた話だ。

国としても国民としても、この話を生かさない手はない。

みんなで、支援しよう。



それにしても、井本氏とゴーン容疑者の違いは・・・

人間としての器の違い、品性の差。

私は日本人として、二人の国籍が逆でないことにホッとしている。


井本氏は笑い飛ばすのだろうが。