日々のつぶやき

１９日、国会前で３００人もの人が集会を開いた。

今国会で「国会決議」を採択してくれるようにと訴えたのだ。


中国共産党の弾圧に苦しめられる

新疆（しんきょう）ウイグル自治区や香港の出身者、

それと、クーデターで実権を握った国軍に迫害されるミャンマー人。


中国の諸民族やミャンマー人が直面する

深刻な人権侵害行為を非難する国会決議を

今国会での採択するように訴えた。


この集会に、日本の人権活動家が何人いたかわからないが

大騒ぎをしてもらいたかった。

さらに、メディアは政府攻撃の格好の記事が書けるのではないか

と思うのだが、書かれていたとしても小さな記事でしかない。


日本ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長はこのように語っている。

「日本は世界で最も多くのウイグル人留学生を受け入れ、

ウイグル社会を引っ張った知識人を育て上げた。

その知識人が一斉に（中国の収容政策により）姿を消すという悪夢が起きている。

非人道的な中国の行いに、国として声をあげてほしい」


内モンゴル自治区の出身者でつくる団体

「南モンゴルクリルタイ」のオルホノド・ダイチン幹事長は

「日本はアジア、世界で自由民主の先頭に立つべき国だ。

国会で非難決議を通してください」と述べた。


そうなのだ。

日本は大国なのだ。

アジアのリーダーの大国なのだ。

だから、彼らは日本に声をあげて欲しいのだ。

台湾が、日本が米国との共同声明の中で、台湾に言及すると

蔡総統以下ほとんどの国民が感謝の声をあげてくれたではないか。

アジアの人々は、日本のことを日本人が思っているより大国だと認識し、

よほど頼りにしてくれているのだ。

アジアの人々は、日本の動きをじっと見つめている。


今、国会では超党派有志の日本ウイグル国会議員連盟や

立憲民主党が主導する超党派「『人権外交』を推進する議員連盟」

などが今国会中の非難決議の採択を目指し、

調整が進められている。


与党内の公明党や二階などの勢力に負けてはいけない。

今こそ、アジアだけでなく世界の期待に応えなければ

日本の国際的力が急落してしまう。

何より、アジアの人々を落胆させてしまう。



国会議員に言いたい。

いろいろなとこを何でもかんでも政局の材料に使うな！

国会議員として、与党も野党も関係なく賛成しなければいけないことがある。

政党間の取引材料に使うな！

野党は言うに及ばず、与党の中でも公明党はいい加減にしろ！

と言いたい。

二階にもいい加減にしろ！と言いたい。

どれだけ日本の国益を損ねていると思うのだ。

自民党の保守本流はもっとしっかりしろ！

世界がどれだけ日本に助けを求めているか分からないのか！

「義を見てせざるは勇なきなり」