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2021年04月13日

アリババが、雲が、なくなってしまう

とうとう、アリババが無くなる。

馬雲氏も闇に葬られることになる。

中国共産党には魔法のランプでは対抗できなかった。

中国国家市場監督管理総局(SAMR)は、

電子商取引最大手アリババ・グループが

独占禁止法に違反したとして罰金180億元(27億5000万ドル)を

科したと発表した。


馬雲氏も、昨年10月、ウッカリ本音をもらしたことから、

国の規制制度を批判したとして、厳しい監視の対象になっていた。

それ以前から、キンペーさんはアリババを自分のものにしようと

虎視眈々とチャンスを伺っていたところに、

馬氏のウッカリ発言。

キンペーさん、口実をもらったようなもので、その後は一気呵成で

今回の罰金、さらにグループを解体し、グループの力を削ぎ

その上で必要な部分を国有化する。

これは、共産党からすれば当然なことだろう。

ここは私の推測だが

「国有化するのに、何を今さら罰金か、というと

罰金約3000億円のうち、大部分はキンペーさん以下、

共産党幹部のポケットに入れる必要があるからだ。」


さらに、現在テンセントという同様のグループも調査を受けている。

これも同じように、罰金を受け解体されるだろう。



日本は関係ない、と思っていたら大間違いで

まず、アリババの株を保有することで、その評価額から

金を借りて商売をしていたソフトバンクグループは、

借り入れ金の返済を求められると共に、今後新規借り入れが難しくなる。

そればかりか、中国共産党から直接制裁を受けることになるだろう。

中国共産党はそのチャンスを狙っている。

そして、馬鹿な話なのだが「楽天グループ」がテンセントから

融資を受ける契約をしたと発表した。

ソフトバンクの孫はまだしも、楽天の三木谷は第二の経済団体をつくり

その代表ではなかったのか?

第一の方が、中国にドップリと浸かっていて、

もはや抜き差しならないようなことになっているのに

第二の方までこれでは、

日本経済界が全て中国に取り込まれていることになる。

全く、アホの極みで、中国は資本主義世界ではないことが

理解出来ないのだろうか。

全体主義・共産主義だということの意味が理解出来ないのだろうか。

いくら、共産主義の元で経済活動をしても、利益を日本に持ち帰れない、

引き揚げようとしてもままならない、

そんな制限は今でも起きているのに、今後中国共産党が行き詰まれば

さらに顕著になるだろう。


そのことで、株主訴訟を受けてしまうのではないか。

欧米の国々から制裁を受けてしまうのではないか。

国防上から、対中国共産党で団結しようとしているのに

ここで足並が揃わないと、中国共産党に突け込まれる材料になる。

ある意味、一番中国共産党の脅威を受けている日本が

こんなことでは話にならないのだ。



尖閣諸島問題でも、まるで他人事のようなことを言っているが

日本が一番の当事者なのだ。



とまれ、アリババ、雲は消えた。

次はテンセント。

その次は・・・・

日本の企業も対象外ではない。




posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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