2020年08月09日
米国の「さもありなん」続編
8月1日に「米国の感染者数 「さもありなん」出来事」という記事を書いた。
米国人が個人の権利というものを尊重することは別に良いのだが
権利には裏腹に義務がついてまわることを理解せず、
自己の権利を主張するばかりで、
他者を思いやることが出来ない者が多いのではないか。
国の成り立ちからしてそうではあるのだが、
私は教育、家庭でも学校でも、が間違っていると思う。
ジョージア州ダラスのある高校がネットで、物議を醸している。
「キンペー肺炎」による休校を終えて再開した初日、
大半の生徒がマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスも取らず、
ぎゅうぎゅうになりながら廊下を歩く様子を撮影した写真や動画が
SNSにアップされ拡散された。
学校に対して、「キンペー肺炎」の対策が取られていないとの批判が殺到すると、
学校側は校内の写真や動画をSNSに投稿した生徒2人を停学処分にした。
校内でスマホなどを使うことは、生徒の行動規範に反するからだ。
ちなみに、彼女は動画を撮影したとき、マスクを着用していた。
彼女の言い分は、学校内が国や自治体が決めた対策をとっていないために
その事を世間に発信したのだ。
もう1人の生徒に停学を言い渡した日、
校長は同じような画像や動画を拡散した生徒にも同様の処分を与えると、
校内放送で警告したという。
彼女の保護者は停学という処分は重すぎるとして
学校側と争うかまえだ。
そうこうしている内に話は大きくなって、ある大学の
法学部の准教授が出てきて
学区の規定に照らし合わせると、彼女の処分は仕方ない。
彼女が学校の敷地外から投稿していれば、
言論の自由はおそらく守られていたのではないか。
ただ、「権利の観点からいえば、
問題は学校のイメージを上げる投稿をした生徒にも
同様の処分を下しているかという点です」
学校にとって都合の悪い投稿には罰を与え、
都合のいい投稿には目をつぶる、
というルールの適用が平等ではないとすれば、
言論の自由の権利が守られていないことになる。
「権利」「権利」と何だか面倒なことになってきた。
次は高校生ではない大人の女性がしでかしたことだ。
航空会社各社は機内での感染を防ぐために、さまざまな対策を講じている。
しかし、そんな取り組みを拒否する厄介な乗客も少なからずいる。
米国アメリカン航空では、「キンペー肺炎」感染対策として、
2歳未満の子どもを除くすべての乗客に対しマスクの着用を義務付けている。
まぁ、当たり前だろう。
ところが、この女性は自らが病気であると主張し、
マスクの着用を拒否した。
搭乗ゲートでも、そして機内で客室乗務員とも、
長時間議論することになり、機内は騒然となった。
これって議論することだろうか。
結局女性は3つのカバンを抱えて、降りようとすると、
待たされた乗客からは拍手と歓声が湧き上がったというから
乗客も頭に来ていたのだろう。
そうすると女性は「好きなだけ拍手してればいいわ」と捨て台詞を吐き、
拍手と歓声に送られて飛行機を去ったという。
謝罪するという気持ちはなかったのだろうか。
この女性に、乗客の「時間」を奪う権利はないはずだ。
米国の感染者数は五百万人になろうとしている。
日本の百倍だ。
こんな記事をみると、「さもありなん」と思う。
米国人が個人の権利というものを尊重することは別に良いのだが
権利には裏腹に義務がついてまわることを理解せず、
自己の権利を主張するばかりで、
他者を思いやることが出来ない者が多いのではないか。
国の成り立ちからしてそうではあるのだが、
私は教育、家庭でも学校でも、が間違っていると思う。
ジョージア州ダラスのある高校がネットで、物議を醸している。
「キンペー肺炎」による休校を終えて再開した初日、
大半の生徒がマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスも取らず、
ぎゅうぎゅうになりながら廊下を歩く様子を撮影した写真や動画が
SNSにアップされ拡散された。
学校に対して、「キンペー肺炎」の対策が取られていないとの批判が殺到すると、
学校側は校内の写真や動画をSNSに投稿した生徒2人を停学処分にした。
校内でスマホなどを使うことは、生徒の行動規範に反するからだ。
ちなみに、彼女は動画を撮影したとき、マスクを着用していた。
彼女の言い分は、学校内が国や自治体が決めた対策をとっていないために
その事を世間に発信したのだ。
もう1人の生徒に停学を言い渡した日、
校長は同じような画像や動画を拡散した生徒にも同様の処分を与えると、
校内放送で警告したという。
彼女の保護者は停学という処分は重すぎるとして
学校側と争うかまえだ。
そうこうしている内に話は大きくなって、ある大学の
法学部の准教授が出てきて
学区の規定に照らし合わせると、彼女の処分は仕方ない。
彼女が学校の敷地外から投稿していれば、
言論の自由はおそらく守られていたのではないか。
ただ、「権利の観点からいえば、
問題は学校のイメージを上げる投稿をした生徒にも
同様の処分を下しているかという点です」
学校にとって都合の悪い投稿には罰を与え、
都合のいい投稿には目をつぶる、
というルールの適用が平等ではないとすれば、
言論の自由の権利が守られていないことになる。
「権利」「権利」と何だか面倒なことになってきた。
次は高校生ではない大人の女性がしでかしたことだ。
航空会社各社は機内での感染を防ぐために、さまざまな対策を講じている。
しかし、そんな取り組みを拒否する厄介な乗客も少なからずいる。
米国アメリカン航空では、「キンペー肺炎」感染対策として、
2歳未満の子どもを除くすべての乗客に対しマスクの着用を義務付けている。
まぁ、当たり前だろう。
ところが、この女性は自らが病気であると主張し、
マスクの着用を拒否した。
搭乗ゲートでも、そして機内で客室乗務員とも、
長時間議論することになり、機内は騒然となった。
これって議論することだろうか。
結局女性は3つのカバンを抱えて、降りようとすると、
待たされた乗客からは拍手と歓声が湧き上がったというから
乗客も頭に来ていたのだろう。
そうすると女性は「好きなだけ拍手してればいいわ」と捨て台詞を吐き、
拍手と歓声に送られて飛行機を去ったという。
謝罪するという気持ちはなかったのだろうか。
この女性に、乗客の「時間」を奪う権利はないはずだ。
米国の感染者数は五百万人になろうとしている。
日本の百倍だ。
こんな記事をみると、「さもありなん」と思う。
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