2020年08月04日
【中国監測家】という肩書き
【中国監測家】という肩書きがあるとは知らなかった。
北村 豊 という方が名乗っておられる。
【監測】とはいい得て妙だ。
思わず、ポン! と膝を打つ。
【監測】の【監】は監視の監だと思うし、
【測】は推し測るの測なのだろうと勝手に推測している。
その【中国監測家】が「現代ビジネス」に
長文のレポートを発表されていたので
興味深く読ませていただいた。
記事の概要だ。
細かい数字は割愛している。
中国は河川の氾濫により深刻な洪水が発生し、
広範囲にわたって多大な被害が出ている。
大雨による河川の氾濫は南方地区だけに限らず、
黄河流域でも同様に豪雨による深刻な洪水が発生している。
共産党は7月22日に以下のような発表をした。
6月1日以来の洪水・冠水による被災者数は延べ4550万人に達し、
死亡・失踪者数は142人、倒壊家屋数は3・5万戸、
直接経済損失は約1兆7千億円に及んだ。
*(私のコメント)
「各地のSNS上の映像を見ると被災者数はまだしも、
死者・行方不明者が142人は信じられない。」
7月19日の政府見解では、7月以来の洪水・冠水による
農作物の被災面積は24780平方キロメートル。
北海道と神奈川県を足した広さだ。
淮河を含めた長江の流域は昔から
「魚米之郷(水産物や米などが豊富にとれる土地)」
と形容される食物の一大生産地帯である。
そこでこの数字をみてみよう。
昨年の食糧生産量ランキングというデータがあって、
全国生産総量は6億6384万トンなのだそうだ。
地域別では第2番が河南省の10%を始め、
安徽省が第4番で6・1%、江蘇省が5・6%、
四川省が5・3%などとなり、
さらに重慶市やその他の省や市を加えると全国の32・9%になる。
全国の3分の1の生産量の耕作地の内かなりの耕作地が冠水している。
例えば、江西省北部に位置する鄱陽湖(はようこ)周辺は
水に恵まれているので水稲栽培が盛んだ。
ところが、今回の水害により4000平方キロメートル以上が冠水し、
その半分は全滅した。
ほぼ、東京都の面積に相当する広さだ。
それなのに、中国共産党は16年連続の豊作が見込まれると発表している。
屋上屋を重ねるように、中国政府が管理する食糧備蓄倉庫には
全国民が1年間消費するだけの食糧が備蓄されていると発表している。
*「この二つの発表は嘘っぱちだと『推測』する。
人民を騙している」
そもそも今年5月頃から「復耕荒田(荒れた田畑の再耕作)」を呼び掛けている。
*「これだけの洪水被害を受けても豊作だというのなら
「復耕荒田」など必要無いだろう。
果樹などは止めて、穀物を作れ、などの指示も必要無いだろう」
備蓄については、
中国には昔から食糧倉庫には
「碩鼠(私腹を肥やす役人)」がはびこるという悪しき伝統がある。
当局による調査が実施される直前に食糧倉庫から失火して
犯罪に関わる証拠が隠滅される。
*「すでに各地で原因不明の火災が発生している」
さらにさらに、米国から農産物を買い付けている。
*「米ドルが不足しているにも関わらずだ。
米国と約束しているから?
中国共産党が約束を守る組織か?」
北村 豊 という方が名乗っておられる。
【監測】とはいい得て妙だ。
思わず、ポン! と膝を打つ。
【監測】の【監】は監視の監だと思うし、
【測】は推し測るの測なのだろうと勝手に推測している。
その【中国監測家】が「現代ビジネス」に
長文のレポートを発表されていたので
興味深く読ませていただいた。
記事の概要だ。
細かい数字は割愛している。
中国は河川の氾濫により深刻な洪水が発生し、
広範囲にわたって多大な被害が出ている。
大雨による河川の氾濫は南方地区だけに限らず、
黄河流域でも同様に豪雨による深刻な洪水が発生している。
共産党は7月22日に以下のような発表をした。
6月1日以来の洪水・冠水による被災者数は延べ4550万人に達し、
死亡・失踪者数は142人、倒壊家屋数は3・5万戸、
直接経済損失は約1兆7千億円に及んだ。
*(私のコメント)
「各地のSNS上の映像を見ると被災者数はまだしも、
死者・行方不明者が142人は信じられない。」
7月19日の政府見解では、7月以来の洪水・冠水による
農作物の被災面積は24780平方キロメートル。
北海道と神奈川県を足した広さだ。
淮河を含めた長江の流域は昔から
「魚米之郷(水産物や米などが豊富にとれる土地)」
と形容される食物の一大生産地帯である。
そこでこの数字をみてみよう。
昨年の食糧生産量ランキングというデータがあって、
全国生産総量は6億6384万トンなのだそうだ。
地域別では第2番が河南省の10%を始め、
安徽省が第4番で6・1%、江蘇省が5・6%、
四川省が5・3%などとなり、
さらに重慶市やその他の省や市を加えると全国の32・9%になる。
全国の3分の1の生産量の耕作地の内かなりの耕作地が冠水している。
例えば、江西省北部に位置する鄱陽湖(はようこ)周辺は
水に恵まれているので水稲栽培が盛んだ。
ところが、今回の水害により4000平方キロメートル以上が冠水し、
その半分は全滅した。
ほぼ、東京都の面積に相当する広さだ。
それなのに、中国共産党は16年連続の豊作が見込まれると発表している。
屋上屋を重ねるように、中国政府が管理する食糧備蓄倉庫には
全国民が1年間消費するだけの食糧が備蓄されていると発表している。
*「この二つの発表は嘘っぱちだと『推測』する。
人民を騙している」
そもそも今年5月頃から「復耕荒田(荒れた田畑の再耕作)」を呼び掛けている。
*「これだけの洪水被害を受けても豊作だというのなら
「復耕荒田」など必要無いだろう。
果樹などは止めて、穀物を作れ、などの指示も必要無いだろう」
備蓄については、
中国には昔から食糧倉庫には
「碩鼠(私腹を肥やす役人)」がはびこるという悪しき伝統がある。
当局による調査が実施される直前に食糧倉庫から失火して
犯罪に関わる証拠が隠滅される。
*「すでに各地で原因不明の火災が発生している」
さらにさらに、米国から農産物を買い付けている。
*「米ドルが不足しているにも関わらずだ。
米国と約束しているから?
中国共産党が約束を守る組織か?」
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10088192
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック