日々のつぶやき

中国の海外投資(インフラ)のパターンを確認してみよう。

基本的には海外への過剰投資(契約⇒不履行) が多い。

品質はまったく無視。

見映えだけを気にする国民気質そのままだ。



�@ 投資と称して、高利で貸し付け、返済不能にさせて見返りを得る

　　国の経済規模が小さいスリランカやジブチは

必要以上の金のを押し付けられ、

高利のために返済不能になり、

スリランカは港を１００年間租借させられている。


麻生副総理は称して「サラ金」と言ったが正鵠を得ていると思う。



�A 自国の余った資材・人材を使うため、

現地の技術者は育たず、経済効果もない。

始末が悪いその1は、いい加減な工事をして、

すぐに修繕が必要となるようにし、法外な工事費を請求する。

何しろ、道路を舗装して行って、終点までたどり着いたら

最初に工事した場所の修繕が必要になっている。


橋を作って10日もしたら橋が落ちた。

などなど枚挙にいとまがない。

　
　　　その2は工事に携わった人たちがそのまま居ついてしまい、

　　　「中華町」を作ってしまって、

　　　治外法権的な状況にしてしまうこと。

　　　かれらの評判は、どこの国においても非常に悪い。


�B 外国が投資することの妨害をする。

　　　妨害の相手は主に日本。

　　　例えばインドネシアを始めとした新幹線工事。

　　　米国、メキシコ等々現在いくつのプロジェクトが頓挫しているのか。

　　　そうか、米国は契約解除していたな。

　　　
　　　 インドネシアはもう少ししたら開業するはずだったのだが、

　　　現状はどうなっているのか。


�C 身の丈以上の大規模工事を受注して、

　　　資金不足・技術力不足で多くの工事は進捗していない。

　　　ニカラグアの運河はその代表例。


�D 相手国の都合を考えずに、

　　　自国の手法で全てやろうとしている。

　　　ニカラグアの環境問題、

　　　インドネシアの土地買収問題などはその典型だろう。

　　　東南アジアの国々の上流で中国がダムを造り、

　　　下流の国々のことなどお構いなし。

　　　水量が激減したため、

　　　漁業が成り立たなくなったり船の航行に

　　　支障をきたしている地域がいくつあることか。



国内でも、

環境や文化、住民の犠牲などはほとんど無視して造った

「三峡ダム」は四川省方面の地震活動に影響を及ぼしていると言われ、

ダムには土砂が溜まって徐々にダムの機能をなくしている。

上流からのゴミは湖面を覆いつくし、大きなごみ溜めになっている。


冗談ではなく、決壊の恐れを心配しなくてはならない。



このことは、中国の国防にとっても大きなアキレスケンだろう。

トマホークを数発打ち込まれたら、

長江流域、上海までアウトになってしまう。

つまり、中国がアウトということ。



日本の投資は、

その第一義をどこに置いて居るかと言うと、

それを使う人たちにとってどうすれば一番喜んでもらえるか、

という事だろう。


中国はその対極にある。

さらに別の目的も隠そうとしない。


各国は、この点を見落としてはいけない。



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