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posted by fanblog

2019年04月21日

神を冒涜するもの

神への挑戦であり、自然への挑戦だ。

科学者が新しい事に挑戦したがることは

当たり前かもしれない。

しかし、そこには越えてはならないものがあるはずだ。

原子力を兵器として使用したこともその一つだろう。


昔、「猿の惑星」という映画が大ヒットした。

知能の発達したサルが、

人類の代わりに地上を支配するというストーリーだ。

ツマリ、人間はサルの奴隷だ。


中国科学院・昆明動物研究所と

アメリカ・ノースカロライナ大学が共同研究した論文が

発表された。

内容は「人間の脳を発達させる要因とみられる

マイクロセファリン(MCPH)遺伝子の複製を、

アカゲザル11匹に移植することに成功した」と言うものだ。

この遺伝子を移植したサルの行動を分析した結果、

一般のサルに比べて短期記憶や反応時間が優れており、

また、脳の発達に時間がかかった点は人間と似ていたという。


今回の研究にたいしては、

「人間の脳の進化に関連している遺伝子を研究するために

遺伝子を組み換えたサルを使うのは、

非常に危険な道です」と

懸念を示す声も欧米の科学者から出ているという。


当たり前だろう。自然・神にたいする冒涜であり、

人間の思い上がりもほどほどにしないと

大きな禍根をのこすことになってしまう。


逆に移植することを考えてみて欲しい。


もう一件。

自然の摂理に反する行為だ。

これなども人間の「権利」として認めてはいけないだろう。

私は、同性婚などには賛成できない。

そもそも、結婚という意味が分かっていない。

何にでも「権利」を主張してばかりだと、

人間だけでなく自然全体が機能しなくなってしまう。

少し、日本人を見習えと言いたい。


米国で先月、61歳の方が出産した。

しかし、私にはおめでとうとは言えない。

なぜなら、生まれた子は女性の娘であると同時に

孫娘だというのだ。


顛末はこうだ。

この女性の息子は同性愛者だ。

米国の連邦最高裁が全州で同性婚を認める判決を出した

2015年の秋、ある男性と結婚した。

息子と男性は代理出産制度を使い、

体外受精で子をもうけることを決意した。

全くの話、決意などして欲しくない。


そこで男性の妹の卵子に息子の精子を授精させて、

母親に移植した。

そしてこのだび無事に出産したのだという。


産まれた子どもに罪はない。

しかし、この子の周りにいることになる大人たちは、

この子に、友達にはいる「ママ」が自分にはいない事を

どのように説明するのだろう。


私はこの子は

「生まれた時から母親がいない子」

のように思えるのだが。


これは、全く不自然なことだ。




posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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