2016年04月28日
エルミタージュ幻想(2002年/ドイツ、ロシア)
エルミタージュ幻想(2002年/ドイツ、ロシア)
監督/アレクサンドル・ソクーロフ
脚本/アレクサンドル・ソクーロフ、アナトーリー・ニキフォロフ
about the movie
撮影にはCineAltaHDW- F900を使用し、HDで撮影された。情報は非圧縮デジタルで100分記録できるハードディスクに記録されたため、90分の作品全体をワンカットで収録す ることができた。撮影は4回行なわれ、最初の3回は技術的な問題で中断したが、4回目は成功した。DVD特典には、撮影技術についてのドキュメンタリー映 像が特典として収録されている。(wikipediaより引用)
review
予告から想像してたのとは、だいぶ違った。観た人殆どそう思ったのではないでしょうか。もっと、「豪華絢爛!」てのを思い描いて、思いっきり華やかな映像美に酔うつもりで観たので。
ロシア革命以前のエルミタージュの中に、監督が迷い込んでしまったという話。監督の姿は誰にも見えず、声も聞こえず。そしてもう一人迷い込んでしまったのが、フランスの外交官。この設定に「は?なんで?」ってツッコミは無しです。
でも私、これ嫌いじゃないです。淡々としてる中にも、面白さや仕掛けがちりばめられていて、隅々まで観てしまう。確かに「早く終わんないかなあ」って途中ちらっと思ってしまいますが、眠るのは勿体ない。
あとこれ、単純だけども、邦題がすごく良いと思いました。途中でこのタイトルを思い出して、成る程ねーと頷いておりました。エルミタージュ幻想。おかしな凝り方してくれなくてよかった。ワンテイクがかなり長いんですが、頭の中がぐるぐる〜〜〜〜〜っとなる感じ。見事な建築物を見上げている感じ。
なんだろう?華やかな場所で撮った、生々しい日記のような映画でした。
「dTV」ムゲン楽しい映像配信サービス
関連商品
価格:3,940円 |
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5009322
この記事へのトラックバック