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2016年05月01日

シンデレラマン(2005アメリカ)

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監督/ロン・ハワード
出演者/ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ

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about the movie

ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドックだったが、年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを剥奪されてしまう。
ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者として日雇いの仕事をしながら妻のメイや子供たちと暮らしていたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。
やがて、試合の直前になって対戦相手がキャンセルしてしまったために、ジムのもとにたった一回のボクシングの試合を戦うチャンスが舞い込む。大方の 予想を裏切り、ジムは相手をノックアウトする。極貧の生活からボクシングの世界にカムバックしたジムの活躍は、貧困に喘ぐ人々を勇気づけ、スポーツ記者か らは「シンデレラマン」と呼ばれる。ジムのマネジャー、ジョーはプロモーターに掛け合ってヘビー級チャンピオンマックス・ベアとの試合を認めさせるが、過去の試合で二人のボクサーを殴り殺したマックスとの試合にメイは恐怖する。ジムは、家族のためにマックスと戦い、無敵と思われていた相手に対して判定勝ちをおさめる。(wikipediaより引用)

review

試写会招待でシンデレラマン、見てきました。予備知識ゼロで。監督がロン・ハワードということ、感動モノであること、子供がたくさん出てきそうなこと、ぐらいを頭に置いて。

アメリカ大恐慌時代、実際にあった話ということで、あんまり脚色もしてないんじゃないかと思います。職に溢れたちょっと年のいったボクサーが、家族の生活を守るため試合を重ねつつ復帰していく物語。ボクシングが苦手なので耐えられるか心配でしたが、なんとか持ちこたえました。あー、殴る蹴るの映像ってどうしてもダメだわ。といいつつ、ミリオンダラー・ベイビーは好きだったけど。だいたい前半がダラーとした映画だと、癖でこのあとの構成を考えてしまう私。あー最後は主人公が試合で死ぬのかなーとか想像しつつも、意外なまでにすんなりとハッピーエンドでした。

ラッセル・クロウ、渋い役が似合う。ほとんど感情を表情に出さない役だったけど、はまり役でした。そして妻役のルネーゼルウィガー、彼女も泣き笑いの表情がすんごく良い。最後の試合の前の顔なんて、ちょっと感動しちまいました。

そういえば笑えたところが、主人公のマネージャー(まるっこくてかわいい)が、負けると思っていた試合に勝った嬉しさで「ジーザス・クライスト!」と連発してキャッキャ喜ぶのですが、そのあとに「ジーザス!マリアにヨセフ!」と続けるところ。吹き出しましたよ、マジで。


予告の収穫は「ファンタスティック・フォー」。ヨアン…ほんとにあなたが主役か?なんかあの燃えてる人とか岩の人とか透ける女とかが目立ちすぎてて、あなたがのびのび伸びてるとこはあんまり目にしないんですけど。観る気がしなくなってきた…

そしてティム・バートンの「コープス・ブライド」。楽しみだす。

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映画館で観た最新映画から、昔の名作まで 幅広くと見せかけて、かなり偏った映画オタクが、ゆるーく感想を書いているブログです。 単館系は、音楽モノの映画、美術モノの映画、歴史映画が好物。 好きな監督はタランティーノ、ウディアレン、園子温、スティーブン・ダルドリー、フランソワ・オゾン、イリャニトゥ、デル・トロなどなど。 雑食に映画を観て、雑多な映画感想を書いております。※感想は鑑賞した当時のものです。
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