都市伝説のまとめ

体は犬で顔が人。犬にはありえないような高速で走り、人語を話す。ワイドショーなどでも取り上げられ、いわゆる「人面」ブームを引き起こした。

「人面犬」は遺伝子工学によって、とある大学（一説には筑波大学）の研究室で生み出されたとの噂がある。ある日のこと、都内某所で白衣を着た二人組の男が「人の顔をした犬を見なかったか」と尋ねまわっていたらしい。それからしばらくして、人面犬の噂が人々に囁かれ始めた。白衣の男たちは、大学の研究室から逃げ出した人面犬を探していたのだ。




「白衣の二人組の男」はすでに正体がわかっている。都内某所で「人面犬」捜索を行っていたのは「爆笑問題カウボーイ」の放送作家「ＹＡＳ５０００」氏と、彼の大学時代の後輩の「ニシムラ君」である。

　二人は早稲田大学に在学中の1989年に、噂の伝わり方を調べるために意図的に人面犬の噂を流そうともくろみ、白衣を着て近所の小学校へ行き、人面犬を探しているフリをしたらしい。

この翌年に人面犬の噂はブームとなった。ＹＡＳ５０００氏は、人面犬の噂を広めたのは自分たちと主張している。