2014年07月02日
マレーシアに拠点を置く「エアアジア」日本航空市場に参入
マレーシアに拠点を置くアジア最大の格安航空会社(LCC)、エアアジア<AIRA.KL>は1日、日本市場に再参入すると発表した。同日付で日本法人を設立、来年夏の就航を目指す。会見したエアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は「エアアジア ジャパンの第二幕だ。お値打ち価格の航空券を提供し、アジアと日本の距離を近づけたい」と抱負を語った。
設立したのは「エアアジア ジャパン」。資本金は70億円で、エアアジアが49%、オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド合同会社が19%、楽天 <4755.T>が18%、ノエビアホールディングス<4928.T>が9%、アルペン<3028.T>が5%出資した。来年夏をめどに国内線でスタートし、その後、国際線の運航にも乗り出す。
現在の日本の大手航空会社は「ANA」や「JAL」といった企業である。これに対して新規の「エアアジア ジャパン」はどのような経営戦術で挑むのだろうか。かつてアメリカではまだ発展途上であった企業が価格の低さを売りにしていた。ただし、サービスは最低限、ファーストクラス等も無しである。これを封じようとした大手企業がこれを真似し失敗した。この大手企業が売りにしていたサービスとは全く逆のものだったからである。このようにどれだけ他の企業と差別化を高められるかが勝負の分かれ目だろう。
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