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2014年07月10日
「トトロ?トトロなのね!?」、「思い出のマーニー」公開記念、金曜ロードーショー「となりのトトロ」
先週から「思い出のマーニー」公開記念で金曜ロードショーは「もののけ姫」「となりのトトロ」「借り暮らしのアリエッティ」と三週連続でジブリとなっている。明日は「となりのトトロ」が全国放送されるために「となりのトトロ」について書いてみよう。
「となりのトトロ」にはトトロが死神ではないか等という裏話がある。今回はそれに焦点を当ててみよう。まず主人公であるサツキとその妹メイが本当はしんでいるのではないかという事だ。よく挙げられる原因は後半になってサツキとメイの影がない。メイの場合は池に落ちて水死などである。
まず影が無いことについては、宮崎駿監督のこだわりであり「背景によって時間の経過を表現したい」という事だ。つまり影が無い場合は日が高く昇っていて登場人物の下に影があるからだ。
池に落ちていたサンダルはメイの物でメイは池に落ちて水死したのではないかという件についてはよく見てもらえば分かるのだがメイの履いていた物と落ちていたサンダルのデザインが違う。メイが履いていた物はラインは一本で色は薄ピンク、落ちていた物はライン2本がクロスしていて色は白の物だ。
これらの事からトトロは死神でサツキとメイが死んだために見えたという設定は無いという事になり、公式ホームページでもこの設定は否定されている。しかし、設定されていた裏話はあった。
それはサツキとメイが住む事になった空き家だ。サツキとメイに対してカンタが悪口で住む事になった家を「お化け屋敷」と言っているが、あれは冗談ではなく本当に「お化け屋敷」だった。サツキとメイが住む事になった空き家は元は結核病患者の隔離病棟であり死人が出ているのだ。家の日当たりが良いのもそういった理由らしい。 「1年で365本ひたすら映画を観まくる日記」引用
と裏話について書いたが「となりのトトロ」は宮崎駿監督が背景に力を入れている作品である。今回のトトロを見る人は背景にも注意して見て見たらより一層、「となりのトトロ」を楽しめるのではないだろうか。
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