アルカリ性の動植物成分の総称でアルカリのようなものという意味。
基本骨格とか、窒素とか、脱酸素とかにより
アルカロイドは大きく分けると3つに分類されます。
・真性アルカロイド
・プソイドアルカロイド
・不完全性アルカロイド
ちなみに、アルカロイドは生物活性を持つ強い毒が多い。
理由は、酵素や核酸のように生体反応に直接かかわる物質の多くが
窒素化合物であるということと、アセチルコリンやノルアドレナリンなどの
神経伝達にかかわっている物質がアルカロイドだから。
なので、弱い毒性を持つアルカロイドであって
一度体内に取り込まれてしまうと、速やかに生体反応が起こってしまいます。
最後に、毒と薬は同じもの。
動植物の作り出した毒は、少量であれば薬となります。
ケシからとれるアヘンは、鎮痛薬や鎮咳薬
キナの樹皮からとれるキニーネは抗体マラリア薬
コカの葉から抽出されるアルカロイドは局所麻酔薬など
アルカロイドは様々な医薬品の原料として利用されています。
ということは、どんな薬でも毒になりえるということ。ワクチンも・・・
† 地球の末路!? †
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