2017年08月03日
ルールは大事
「公認野球規則(OBR: Official Baseball Rules)」+所属する連盟の規則+アマチュア内規で、試合が行われる。
フェアプレイの一つに、「ルールの遵守」がある。ならば、ルールを勉強しているだろうか?
今夏の高校野球地方大会、キャッチャーボークや打順飛ばしや監督が選手をベンチに引き上げさせたり・・・。
審判員の「権限」は、8.01(c)「審判員は、本規則に明確に規定されていない事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。」(OBR)
審判員の「裁定」は、8.02(a)に打球のフェア/ファール、投球のストライク/ボール、走者のアウト/セーフ、および、審判員の判断に基づく「裁定」は「最終のもの」、だから、「異議」を唱えること自体、許されない「行為」となる。
ただし、「裁定」が規則の"誤適用"の疑いがあるとき、「監督のみ」裁定の訂正を「要請」できるという。異議でも、抗議でもなく、訂正の「要請」だけ。
基本は、審判員の「裁定」に従う。「異議」は認められないのだネ。
全日本軟式野球連盟の「競技者必携2017」では、「競技に関する連盟特別規則」に、「"抗議権"を有する者」が定義されている。
「一般」: 監督、主将、当該プレイヤーのうち
1名
「少年部・学童部」: 監督か当該プレイヤー
じゃ、「何に」対しての「抗議」なんだろ?
特に、「競技者必携」に記述が無いので、OBRでの禁じ手「審判員の裁定への"異議"」も含まれるんだよナ、きっと。
OBR/所属する連盟の「規則の精神」や「フェア・プレイ精神」を理解し、審判員の「裁定」に、従うべきなんだろうナ。
(引用文献)
全日本野球連盟他:公認野球規則、ベースボール・マガジン社、2017
全日本軟式野球連盟:競技者必携2017
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