2017年07月20日
反復練習の先・・・
運動が「自動化」されると、運動時の「意識の負担(負担免除性)」が軽減されるという。意識を例えば「次の」プレイに向けることが可能になるのだ。
「反復練習」、「トレーニング」によって、運動覚、触覚、聴覚、平衡覚、視覚を通し、「運動経験」を収集し、「負担免除性」へ発展(発達->洗練->精確)するんだネ。
人は、「言語(音声/文字)」情報(コーチのアドバイス、自らの"考え"等)があり、「考え」ながら、運動することが出来るんだってテ。これにより、「学習過程」を短縮することが出来るんダ。
「運動習熟」における「負担免除性」は、「豊富」な「運動経験」+「思考」(言語)の働きと関係がある。ってことだネ。
だから、
「反復練習」、「トレーニング」において、「無反省」に行うことは如何なものか、と言うことになる。
「どうすれば」うまくいくか。を意識すること、子どもたちに「考えさせる」質問を与えてみるのも、いいかもしれない。上手になれば、「面白い」し、「楽しい」し。
「自動化」が進むと、自分の「考え」や「注意」を「他に」向けることが出来る。「中心視」から、「周辺視」へと移行していくのだ。
プレイ中に、「次の」目標(課題)の対応の準備を始めるんだネ。
ジュニア期でも、十分発達させることが出来ると思う。低学年や、未就学児には、「身体を動かす」(運動経験)こと、「質問(声かけ/励まし)」(思考する習慣つけ)でも、いいんじゃないかナ。
(引用文献)
金子明友他:運動学講義、大修館書店、1990
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