小さな幸せを重ねて

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近頃やけに甥っ子が夜に長電話をしています。


気になって仕方がない夫は

わざわざ部屋のそばまで様子を伺いに行きました。

こっそり聞き耳を立てて…


ほんと、悪趣味。

何をそこまで気にしているのでしょうか？


そして私に「女だった」と報告するんです。


そりゃあ年頃ですから。

特にクリスマスともなれば彼女と楽しく過ごしたいでしょう。


けれども夫の心配の種はちょっと様子が違っていて…

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「ウザい女じゃないだろうなぁ」とか

「ウザい女だったら最悪だ」とか

勝手に想像してる。

しかもあなたの彼女じゃ無いんだから関係ないし。


色々悪い方に想像してばっかりです。


電話が終わって部屋から出てきた甥っ子に夫が


「おい、女の子にやたら高いプレゼントするなよ！

相手が引くからな」とアドバイス。


甥っ子はいきなりのアドバイスに面食らっていました。

「あぁ、…うん」と返事だけはしてましたけど。


夫の本音は、浮かれてる甥っ子が女の子に

むやみに高価なプレゼントをしてしまうのを心配しているのです。

女の子もプレゼント目当てで

この時期に近づいて来るんだと思っています。


確かに世に中にはそう言った事実もありますが…。


もうちょっと見守ってあげたら？と思うのです。



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