小さな幸せを重ねて

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今日も運転手として夫と外出。

何事も無く帰ってこれますようにと毎回祈っています。


きょうの予定は、灯油を買う事と手帳のリフィルを買うのがメイン。


まずは近所のガソリンスタンドに立ち寄り灯油をポリタンクへ。

すぐに出発するかと思いきや

タイヤの空気圧を見るから、と車を移動。


私はすぐ終わるんだろうなぁ、と次々と給油にやって来る車を

ぼんやりと眺めながら車の中で待っていました。


…が、ふと夫の様子を見ると

どうも不穏な空気が流れているような…。

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車から少し離れた所に夫とスタンドの人が見えました。

車の中からは若干死角になって1部しか見えないし

窓も閉め切っていたので声も聞こえません。


でも凄く嫌な予感が…。


やがて2人が近くに来てタイヤの辺りを見ながら

何か言い合っています。


今度は閉め切った窓越しに、夫の詰め寄る声が聞こえました。


スタンドのスタッフはベテランと言うか、70才前後のおじいさん。

その人も見た目頑固そうな感じです。


夫は「ちゃんと説明してもらわないと分からない！」

スタッフのおじいさんは「そこに説明書きがあるから

その通りにすればいい。ここはセルフなんだから云々…」


ゾワ〜〜っと血の気が引くような感じと

一気に動悸が激しくなりました。


『まだこれから用事があるのに、今から怒らせないでよぉ…』

ひたすら懇願するしかありません。


相手がちょっと偏屈なおじいさんだったせいか

怒り度MAXにならずに済みましたが

車内に戻った夫は私に文句の続きをぶつけて来るのです。


まずは沸騰寸前の夫の頭を冷やすため

とりあえず夫の言ってることを肯定して

少しだけれど落ち着かせました。


まぁ、おじいさんスタッフも

もう少し親切に対応してくれても良かったと

私も思ったんです。


半年ほど前に空気圧を見てもらった時は

別のスタッフさんだったけどもっと対応が良かったから。


けれど、すぐにカッなる夫が1番みっともないと思う。

それが自分の夫なのだから私も同罪。


悲しいけれど私も、そのみっともない家族の1員なんです…。



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