タレゾーのひとり言

いよいよ年末の風物詩、有馬記念が
12月28日（日）に、中山競馬場で行われます。

その有馬記念の枠順決定は、通常通り
例年抽選で行われてきましたが、今年は
ドラフト制で決定されます。
これは、抽選による順番に出走馬の関係者が
希望枠（馬番号）を選択すると言うもので
JRAにとって初の試みだそうです。
しかも、その模様はTV生中継されます。
☆12月25日、12:00〜13:00、BSフジ

競馬ファンにとって、スタートしてすぐに
3コーナーとなる有馬記念は外枠が不利と
言う事は有名な話。
又、枠入りは奇数番号より開始して
奇数番号が全部枠入り後に
偶数番号が枠入りします。
（奇数番号の馬は狭いゲート内で待つ事になる）
なので、どの陣営も真ん中より内側となる枠順の
奇数番号を希望する事でしょう。

しかし、馬主・調教師・騎手辺りで
形成されるであろうこの「陣営」が
何とも微妙な存在です。

出走馬の中には、同厩舎で複数
出走する馬が結構居ます。
ゴールドシップとジャスタウェイ、
エピファネイアとデニムアンドルビーとラキシス、
オーシャンブルーとサトノノブレスとトゥザワールド
が、それぞれ同じ厩舎所属です。
所属厩舎の調教師はどうするのでしょう？
より勝てそうな馬を出来るだけ有利な枠順を
選びたいでしょうけど、馬主の手前
そうはあからさまに出来ないでしょう･･･

又、ジェンティルドンナとフェノーメノの馬主は
同じなので、この辺りもややこしい・・・

1着賞金2億円、以下2着8千万円・3着5千万円・
4着3千万円、5着2千万円と、高額賞金なので
少しでも有利な枠順をとりたいでしょうしね〜
（因みに、賞金は馬主80%・調教師10%
　騎手厩務員にそれぞれ5%分配されるらしい）

枠順決定の放送時間は12:00〜13:00と
丁度昼休みに時間帯です。
スペシャルゲストがマーくん（田中将大）と
言う事で、これまた注目されそうです。