タレゾーのひとり言

大都市近郊区間って言葉をご存知ですか？

新聞等でも取上げられていたので結構有名なんですが、JRでは
「大都市近郊区間内のみを普通乗車券または回数乗車券でご利用になる場合は、実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます。」
と、大都市近郊区間内のみを利用する場合の特例が定められています。

残念ながら大都市と謳っているので、東京近郊・大阪近郊・福岡近郊・新潟近郊しか定められていません。（
愛知県が入っていなのに注意して下さい！）

詳しくはコチラを


それで、表題の近畿大回りですが、この大都市近郊区間を利用して隣の駅までの乗車券で逆周りをしようと言うものです。
我が地元を例にとると、山科駅から京都駅までの乗車券（180円です）で、滋賀県方面から三重県の柘植を経由して奈良県から和歌山県、大阪府・兵庫県を通って最後に京都駅へと、通常の逆周りで行く事が可能です。
普通に行けば1駅間6分で行ける所を、1日かけて近畿2府4県を通過して行きます。
それで運賃はたったの180円！！！

時間に追われる現代人にとっては、贅沢な時間の使い方ですね〜
お金のかからない贅沢ですが･･･

一度時間の有る時に、時刻表を片手に挑戦してみては如何ですか？
ノンビリと電車に揺られながら、普段見慣れない車窓を眺めるも良し、ゆっくり本を読むも良し、気軽に旅行気分を味わう事が出来ます。


注意）
不正乗車の類ではなくＪＲが定めた規則に則っているので、途中で検札があっても堂々と大回りしている旨を伝えれば大丈夫です。
但し、
１．大都市近郊区間内から出てはいけない
２．同じ路線を通過してはいけない
３．途中で駅改札を出てはいけない
と言うルールをしっかり守ってください。
そうないとJRが定めた特例から逸脱した事になり、差額請求されます。




ガイドブックまで出ています(^^;;

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定番の時刻表です。
時刻表を眺めているだけでも旅行気分を味わえます。。。

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