『人は人我は我』
という成句があります。
『爾は爾為り、我は我為り』(孟子)
とも言います。
これは、
『人のことはどうでもいい、自分さえ良ければいい』
という意味ではありません。
真意は、
『他人のことをかれこれ言わず、己の為すべきを為せ』
ということです。
人のことを
『批評・批判・非難・否定・否認・誹謗』
しないことが肝要です。
『受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容』
を旨としましょう。
タレントやスポーツ選手を応援するのは、
非常に素晴らしいことですが、
あなたの人生の主役は、
あなたであり、
彼らではありません。
人には人の人生があり、
自分には自分の人生があります。
自分の人生ドラマの主人公は自分です。
他人ではありません。
人のことにうつつを抜かさず、
自身のやるべきことに集中しましょう。
『爾は爾為り、我は我為り』
です。
『書物の数だけ思想があり、思想の数だけ人間が居るという、在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ』(小林秀雄)
人の数だけ個性があり、
個性の数だけ使命があります。
いろんな人がいて世の中のバランスと調和がとれています。
だから、
天性を活かし、
天命を全うしましょう。
天命とは、
自己意識を向上させ、
世のため人のため天のために最善を尽くすことです。
人のことをかれこれ言わず、
自分の為すべきことを為しましょう️
(参考図書)
『成語林 故事ことわざ慣用句』
(監修 尾上兼英 編集人 新井政義 旺文社)
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