心身の健康を保つためには、
自律神経を整えることが大切です。
現代人は、
交感神経が優位になっていて、
自律神経のバランスが崩れています。
副交感神経を活性化して、
バランスを取り戻すことが肝要です。
自律神経を整えるには具体的に、
どうしたら良いのでしょうか?
これについて、
自律神経研究の第一人者で、
順天堂大学医学部教授の小林弘幸博士は、著書
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』(日本文芸社)
の中で、こう述べています。
「自律神経を安定させたまま1日を過ごすには、
朝の過ごし方がとても重要です。
夜中にピークを迎えた副交感神経は、
明け方にかけて徐々に低下し交感神経優位へと移行していきます。
しかし、
朝の時間を慌ただしく過ごしてしまうと、
副交感神経が一気に低下。
自律神経のバランスが乱れ、
緊張や興奮を1日中引きずることになってしまいます。
(中略)
時間ギリギリで起床し、
バタバタと過ごす朝では副交感神経が一気に低下してしまい、
1日中興奮と緊張した状態が続いてしまい、
これだけで1日が台無しになってしまうと言っても過言ではありません。」(40頁〜41頁)
自律神経を整えるためには、
『早寝早起き』
が大切です。
さらに、
小林博士は同書の中で、
“呼吸” と “姿勢” が大事だとして、
こう述べています。
「私たちが普段何気なく行っている『呼吸』も、
実は自律神経に大きな影響を及ぼしています。
人はストレスを感じると交感神経が高まり、
無意識のうちに呼吸が浅くなります。
一方で、
深くゆっくりとした呼吸には副交感神経の働きを高める効果があります。
血管が広がって血圧が下がり、
全身の血流が改善され、
心身がリラックスした状態になります。
つまり自律神経を整えるには、
深い呼吸を意識することが大切なのです。
(中略)
深い呼吸を行うには姿勢も重要です。
猫背や前かがみの姿勢では気道が狭まり、
呼吸が浅くなる原因に。
長時間のデスクワークやスマホの操作でも同様です。
呼吸と深くするためにも日頃から背筋を伸ばし、
上を向くよう意識することが大切。
忙しくても休憩時には窓を開け、
空を見ながら深呼吸したり、
短時間でも外に出て背筋を伸ばして歩いたりと、
自律神経を整えるよう努めましょう。」(50頁)
自律神経を整えるためには、
『深呼吸』
と、
『姿勢を正すこと』
が、極めて重要です。
副交感神経を活性化させ、
交感神経とのバランスをとるためには、
『早寝早起き』
と、
『呼吸を意識した瞑想』
が有効です。
ということで、
結論はこうなります。
『自律神経を整えるために、早朝の瞑想を日課としましょう』
(推薦図書)
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
(著者 小林弘幸 日本文芸社)
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