私たちは、とかくレッテル貼りをしがちです。
白黒をつけたがります。
人を評価し、ラベリングします。
人に対して、レッテルを貼らないように注意しましょう。
なぜなら、
人は、自分に与えられた役柄を
忠実に演じているだけだからです。
正しいも間違いもありません。
極論すれば、
悪人も、悪役という役柄を演じているに過ぎません。
世界は、バーチャル・リアリティのドラマのようなものです。
ドラマには、ヒールがつきものです。
最初から最後までハッピーな映画なんて退屈でしょ?
だから、
極力、人や物事を批判・非難・誹謗しないように注意しましょう。
レッテル貼りをしないように心掛けましょう。
これについて、
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で、こう述べています。
(95頁〜96頁)
「 わたしたちは、無意識のうちに、ありとあらゆるものに評価や判断をくだしてしまう『クセ』があります。
これが、いわゆる『レッテル貼り』です。
(中略)
このレッテル貼りこそが、
わたしたちから真実を見失わせてしまう元凶です。
すべてのものは、ありのままで完璧なのに、
レッテルを貼ると、それがわからなくなってしまうのです。
すべてが不完全に見えてしまうのです。
そのうえ、エネルギーも停滞してしまい、自由に流れなくなります。
レッテル貼りをした瞬間、
レッテル、すなわち『かたよった考え』は、
レッテルを貼った対象(人、もの、出来事)に対するあなたの気持ちと合体して、ひとつになります。
これが、エネルギーをとどこおらせ、不快感をもよおさせる原因です。
レッテル貼りをやめないかぎり、
ギクシャクした人間関係や、
特定の不愉快な状況は、
なんども、なんどもくりかえされます。
わたしたちは、つい、なんにでもレッテルを貼りたがるものですが、
実際には、
この世には、正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。
正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、
あくまでも相対的なものにすぎません。
すべての出来事は、純粋なひとつの出来事なのです。
それが真実です。
単なる出来事に、
『○○だ』とレッテルを貼るから、
単なる出来事は、
レッテルである『○○』にすりかわってしまうのです。
これでは、完璧な人生を楽しむことなど無理な相談です。
人生を完璧にする唯一の方法は、
すべてのものを、
ありのままで完璧だと受け入れることなのです。」
パテント氏が述べているように、
この世には、
正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。
正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、
あくまでも相対的なものにすぎません。
宇宙コンピュータは完璧です。
すべてはありのままで完璧です。
とはいえ、
善対悪、真対偽、美対醜などの二項対立の構図にしてしまうのが、
私たちの性(さが)です。
善だけの世界、
美だけの世界、
真だけの世界は存在しません。
悪があるから善がある。
醜があるから美がある。
偽があるから真がある。
この事実を受け入れましょう。
頭ごなしに、悪・偽・醜を否定せず、
許容・容認するという大らかさを身につけましょう。
要は、
悪から善へ、偽から真へ、醜から美へ
成長すれば良いのです。
悪対善、偽対真、醜対美という二項対立の構図から、
悪から善へ、偽から真へ、醜から美への成長の構図に切り替えましょう。
この世は、ドラマの世界です。
私たちは、ロールプレイング・ゲームをしながら、
自己意識を進化・向上させています。
魂を成長させています。
批評・批判・非難・否認・誹謗の否定的精神から
受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容の愛の精神へ
意識を向上させましょう。
肩肘張らず、リラックスして、
ドラマの世界を楽しみましょう。
もっと、しなやかに、
もっと、おおらかに、
気楽に、気軽に人生を楽しみましょう
“ Take it easy!”
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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