2012年03月12日
IPOの基本のキホン・その8〔「PER」とは?〕
◆IPOの基本のキホン・その8〔「PER」とは?〕
IPOの初値予想などにもよく出てくる株式用語、PER。
「PER」とは?
Price earnings ratioの略で、
日本語では、株価収益率といいます。
企業の株価が、EPS(1株当たり利益)の何倍の値段がついているかをみて、
割安なのか割高なのかを判断する指標です。
PER(株価収益率)は下記の計算式でもとめられます。
PER=株価÷1株益(EPS)です。
※1株益(EPS)=当期純利益÷発行済株数
※株価はIPOの場合は、ブックビル仮条件の上限の価格が基本だと思います。
自分でEPSを計算するのが面倒な、新人IPOは・・・
トレーダーズ・ウェブのIPO銘柄詳細に載ってるEPSを使わせて頂いています。
〔例・ベクトル EPSは、(連結見込 ) 2012.2 EPS 81.28 〕
連結決算のある企業ならば連結の数字が基本みたいです。
例・ベクトル ブックビル仮条件の上限1000円÷81.28=12.303・・・
PERは、約12.3倍となります。
PERには、
前期の確定したEPSを用いて計算する「実績PER」
当期の予想されるEPSを用いて計算する「予想PER」があり、
アメリカでは実績PERが重視される傾向にあるそうですが、
日本では予想PERが重視される傾向にあるようです。
一般的には、
PERが高い=人気が高い。 企業価値以上に買われている可能性がある。
PERが低い=人気が低い。 企業価値以下で評価されている可能性がある。
といわれますが・・・
IPOの場合は同業他社のPERと比較してみるのが一番いいのではないでしょうか。
PERが高い場合は人気があるIPO、強気、割高設定など・・・
PERが低い場合は人気がないIPO、弱気、割安設定のため公開価格割れリスクが少ないなど・・・
色々と考えてブックビルディングに参加をするか決めたり、
初値予想をするのも楽しいと思います。
新人IPO | IPOの基本のキホン |
IPOの初値予想などにもよく出てくる株式用語、PER。
「PER」とは?
Price earnings ratioの略で、
日本語では、株価収益率といいます。
企業の株価が、EPS(1株当たり利益)の何倍の値段がついているかをみて、
割安なのか割高なのかを判断する指標です。
PER(株価収益率)は下記の計算式でもとめられます。
PER=株価÷1株益(EPS)です。
※1株益(EPS)=当期純利益÷発行済株数
※株価はIPOの場合は、ブックビル仮条件の上限の価格が基本だと思います。
自分でEPSを計算するのが面倒な、新人IPOは・・・
トレーダーズ・ウェブのIPO銘柄詳細に載ってるEPSを使わせて頂いています。
〔例・ベクトル EPSは、(連結見込 ) 2012.2 EPS 81.28 〕
連結決算のある企業ならば連結の数字が基本みたいです。
例・ベクトル ブックビル仮条件の上限1000円÷81.28=12.303・・・
PERは、約12.3倍となります。
PERには、
前期の確定したEPSを用いて計算する「実績PER」
当期の予想されるEPSを用いて計算する「予想PER」があり、
アメリカでは実績PERが重視される傾向にあるそうですが、
日本では予想PERが重視される傾向にあるようです。
一般的には、
PERが高い=人気が高い。 企業価値以上に買われている可能性がある。
PERが低い=人気が低い。 企業価値以下で評価されている可能性がある。
といわれますが・・・
IPOの場合は同業他社のPERと比較してみるのが一番いいのではないでしょうか。
PERが高い場合は人気があるIPO、強気、割高設定など・・・
PERが低い場合は人気がないIPO、弱気、割安設定のため公開価格割れリスクが少ないなど・・・
色々と考えてブックビルディングに参加をするか決めたり、
初値予想をするのも楽しいと思います。
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【 IPOの基本のキホンの最新記事】
投稿者:新人IPO|11:45| IPOの基本のキホン
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