美味しいワインとお酒の酔いどれ日誌

涼しくなって身体がワインを欲しているのか、おいしいピノノワールの記憶が蘇ってきました。

どうしてもブルゴーニュ偏重のオヤジは、コート・ドールに想いを馳せます。

若いうちは力強く輪郭のしっかりしたワインが、年を経て酸が丸くなって、熟成していくにつれて香りが鮮やかに開いて、喉ごしも滑らかになっていく…とそんな経験をしてみたいものだと思います。

ただ、何本も同じワインを買って寝かせるほどの余裕はないので、ついつい市場にある少しだけ古めのヴィンテージを選んで満足しています。

あまりたくさんの種類のワインは出していませんが、ムルソー村の上手な造り手のピノノワール。
飲み頃になったワインを出荷してくれているので、十分美味しくいただけます。

ミッシェル・カイヨ ポマール 06

熟成による艶かしい香りと、ボリューム感のある液体の感じ、しっかりと噛み応えのある味わいが見事でした。
華々しいワインではありませんが、落ち着いてゆっくりと飲めるピノノワールでした。



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