2020年11月20日
肺と心臓をつなぐ血液循環。
こんにちは、YOSHIOです。
今回は臓器の働きの4回目、血液の循環です。
前々回の肺
前回の心臓
を取り持つ血液循環を取り上げていきます。
今回つかんでほしいポイントは、
・動脈と静脈の違い
・酸素と二酸化炭素の交換
の2つだけで十分です。
手首などを肌の表面から
薄っすらと青い筋が見えますね。
皆さんもご存じの通り、血管です。
ただ、血管1つをとっても、
体のどの部分を流れるかで、名称が違ってきます。
先ほどの上図にもありますが、
脈には動脈と静脈の2種類があります。
動脈とは、心臓から送り出される脈
静脈とは、心臓へ戻ってくる脈
…良い覚え方かどうかは分かりませんが、
心臓が動いて血液が送られるから動脈、
心臓の動きに関係なく静かに戻ってくるから静脈
と覚えても良いかもしれませんね。
そこで、上図にある4種類の脈についてですが、
図に合わせた色分けで説明すると、
肺動脈とは、肺へ送り出される脈
肺静脈とは、肺から戻ってくる脈
大動脈とは、体へ送り出される脈
大静脈とは、体から戻ってくる脈
です。
そのため、上図にもあるように、
肺動脈・肺静脈を介した循環を、肺循環といい、
大動脈・大静脈を介した循環を、体循環といいます。
…ただ、なぜ血流や血管と肺の間に
関係があるのでしょうか?
復習ですが、
肺胞には無数の毛細血管が張り巡らされています。
…ということは、肺と血管は近いので、
常に吸い込んだ酸素と毛細血管が接することになります。
そこで、吸い込んで肺にたどり着いた酸素は、
血管内に取り込まれます。
そして、酸素が体にめぐっていきます。
一方、二酸化炭素は体の不要物として発生しますが、
血流に乗って肺まで運ばれていきます。
そこで、血管から肺へ移されて、
呼吸で体外へ吐き出されます。
…難しい話になってしまいましたが、
肺から取り入れた酸素は、
血流に乗って全身へ運ばれます。
体で不要になる二酸化炭素は、
血流に乗って肺から吐き出されます。
押さえておくポイントは、
今はこれだけで構いません。
では、血液の循環のポイントは3つ。
@ 心臓から出ていく動脈・心臓に戻る静脈
A 肺をめぐる肺循環・全身をめぐる体循環
B 肺に張られた毛細血管が酸素と二酸化炭素を交換
肺・心臓がつながる理由は、
血管や血流に大きな関係があったからです。
そこで、次回は今回のブログの
後半に出てきた血液の役割について、
触れていきます。
もう一息でブレイクになるので、
長丁場ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
言葉の覚え違い・脈や循環の場所をしっかり確認して、
血液の循環、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は臓器の働きの4回目、血液の循環です。
前々回の肺
前回の心臓
を取り持つ血液循環を取り上げていきます。
今回つかんでほしいポイントは、
・動脈と静脈の違い
・酸素と二酸化炭素の交換
の2つだけで十分です。
手首などを肌の表面から
薄っすらと青い筋が見えますね。
皆さんもご存じの通り、血管です。
ただ、血管1つをとっても、
体のどの部分を流れるかで、名称が違ってきます。
先ほどの上図にもありますが、
脈には動脈と静脈の2種類があります。
動脈とは、心臓から送り出される脈
静脈とは、心臓へ戻ってくる脈
…良い覚え方かどうかは分かりませんが、
心臓が動いて血液が送られるから動脈、
心臓の動きに関係なく静かに戻ってくるから静脈
と覚えても良いかもしれませんね。
そこで、上図にある4種類の脈についてですが、
図に合わせた色分けで説明すると、
肺動脈とは、肺へ送り出される脈
肺静脈とは、肺から戻ってくる脈
大動脈とは、体へ送り出される脈
大静脈とは、体から戻ってくる脈
です。
そのため、上図にもあるように、
肺動脈・肺静脈を介した循環を、肺循環といい、
大動脈・大静脈を介した循環を、体循環といいます。
…ただ、なぜ血流や血管と肺の間に
関係があるのでしょうか?
復習ですが、
肺胞には無数の毛細血管が張り巡らされています。
…ということは、肺と血管は近いので、
常に吸い込んだ酸素と毛細血管が接することになります。
そこで、吸い込んで肺にたどり着いた酸素は、
血管内に取り込まれます。
そして、酸素が体にめぐっていきます。
一方、二酸化炭素は体の不要物として発生しますが、
血流に乗って肺まで運ばれていきます。
そこで、血管から肺へ移されて、
呼吸で体外へ吐き出されます。
…難しい話になってしまいましたが、
肺から取り入れた酸素は、
血流に乗って全身へ運ばれます。
体で不要になる二酸化炭素は、
血流に乗って肺から吐き出されます。
押さえておくポイントは、
今はこれだけで構いません。
では、血液の循環のポイントは3つ。
@ 心臓から出ていく動脈・心臓に戻る静脈
A 肺をめぐる肺循環・全身をめぐる体循環
B 肺に張られた毛細血管が酸素と二酸化炭素を交換
肺・心臓がつながる理由は、
血管や血流に大きな関係があったからです。
そこで、次回は今回のブログの
後半に出てきた血液の役割について、
触れていきます。
もう一息でブレイクになるので、
長丁場ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
言葉の覚え違い・脈や循環の場所をしっかり確認して、
血液の循環、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
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・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
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