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2020年08月26日

音の計算は「き・は・じ」と同じ!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は音の2回目、音が伝わる速さです。
速さと言えば、計算です。
「うわっ!理科の計算…」と身構える必要はありません。
小5・6で習った速さを思い出せれば、スムーズに進みやすいです。


小5・6の算数で「速さ」を習ったことを覚えていますか?
あまり好きじゃなくても、
「き・は・じ」もしくは「み・は・じ」で、
公式のようなものを先生から教わった人もいるでしょう。
今回の音の速さは、その知識だけでも十分解けます!

…ただ、音が伝わる速さとは…???

こんな経験ありませんか?
運動会の徒競走などで、スタート合図を出す時に、
競技に出場してすぐそばで合図を聞く人と、
遠くの休憩できるテントで応援している人とでは、
スタート合図を聞くタイミングがズレていること。

速さは、目に見える人や物が動く場合だけでなく、
目に見えない音にも速さがあります

…ということは、音が伝わる速さを求める公式が出てきます。

音が伝わる速さ(m / 秒)=進んだ距離(m)÷ かかった時間(秒)

こんな風に書いてますが、「き・は・じ」と変わりません

そこで、実際に例題を出してみます。
例)680m離れた直線上の両端に人が立ち、一方の人に笛を吹いてもらい、もう一方に聞こえたら手を挙げてもらった時の時間が2秒後だった。音が伝わる速さは?
音が伝わる速さ(m / 秒)=進んだ距離(m)÷ かかった時間(秒)
より、
                 =680 ÷ 2=340(m / 秒)

これだけで十分です。
ここで、重要なポイントを1つ挙げておくと、
音が伝わる速さは約340m / 秒 であることです。
おそらく、教科書でも太字で出てくるものなので、
必ず覚えておくようにしましょう。


では、例題をもう1題出してみます。
例)1020m先にある壁に向かって笛を吹いたら、笛の音は何秒後に反響して聞こえるか?
前の例と少し違うのは、壁があることです。
音が壁に跳ね返って聞こえるようになるので、
必ず距離を2倍して考えるようにします。
加えて、音の速さ340m / 秒 を使って計算すると、

  1020 × 2=2040(m)
  2040 ÷ 340= 6(秒)


このように、音がはね返ってくるような問題は、
音が往復することをイメージして解くことが重要になります。


では、音の計算のポイントは3つ。
@ 音の計算公式は「き・は・じ」と同じ
A 音が伝わる速さは約340m / 秒
B 壁など音が反響する場合は往復する状況で考える


計算は慣れも重要なので、1題ずつ焦らずチャレンジしてみてくださいね。
音の計算、少しずつ、頑張ってみませんか?
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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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