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2020年08月13日

濃度は「水」だけで計算はできない!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は物質の5回目、溶解度です。
前回までに扱った密度に続き、苦手な子が多い計算単元の1つです。
ただし、計算に必要なポイントを押さえれば怖くありません。


では、始める前に、重要な言葉の確認からです。
理科特有の言葉でピンと来ないかもしれませんが、
2つだけなので確認を丁寧に行いましょう。

溶解度とは、水100gに溶ける溶質の量を指します。
濃度とは、溶液に溶けている溶質の量の割合です。

溶解度を覚える時のキーワードは、水100gです。
よほどのことがなければ、水100gをキーワードにする言葉は出てきません。


では、本題の濃度計算ですが、まずは公式から。
nodo.jpg

濃度は、溶液に溶かした溶質の割合であるため、
溶媒である水だけを使った公式を考える必要はありません


例)食塩水200gに食塩80g溶けている時の濃度は何%か。
nodo1.jpg


例)水80gに食塩20gを溶かした時の食塩水の濃度は何%か。
nodo2.jpg
公式に当てはめる前に、水の量に食塩の量を加えて、
溶液に当たる食塩水の量を求めてから公式に当てはめます


例)濃度30%の食塩水40gで、溶けている食塩の量は何gか。
nodo3.jpg
※ 溶質である食塩の量を求めたい時は、
濃度%を割合に直してかけ算で求めます


濃度を求めるポイントは2つ。
@ 溶液に溶けた溶質の割合であること
A 水だけで公式に当てはめた計算はできないこと
公式に当てはめる前に、溶質と溶液の質量が分かっていることを
確認して計算するようにします。
チェックポイントをゆっくりでいいので確実に押さえて、
濃度の計算、頑張ってみませんか?
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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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