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EVE2(旧ベンタ)
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2023年12月09日

IE(Industrial Engineering)>作業測定>稼働分析 〜運営管理〜


 こんにちは!
 EVE2です。
製造.jpg
 前回までは、IEの方法研究を分析しまとめました。本日は、作業測定について、分析してみましょう。

[IE>作業測定]
 IEの作業測定は、稼働分析と時間研究に分けることができます。稼働分析は、ワークサンプリングと連続観測法に分けることができ、時間研究は、ストップウォッチ法、実績資料法、標準時間資料法、PTS法に分けることができます。
 それでは、作業測定をすることにより、どんなことを実現したいのか、ChatGPTに聞いてみましょう!


 IE(Industrial Engineering)における作業測定は、生産プロセスや作業タスクの効率向上を図るための重要な手法の一つです。作業測定を行うことで以下のような目標を達成しようとしています:

❶生産効率の向上
 作業測定によって作業プロセスを詳細に分析し、無駄を排除することができます。効率の低いステップや余分な作業を特定し、それらを改善することで、生産効率を向上させます。
❷生産コストの削減
 作業測定により、作業にかかる時間やリソースを正確に把握することができます。これにより、無駄な時間や資源の浪費を減らし、生産コストを削減することができます。
❸作業者のモチベーション向上
 作業測定は作業者の仕事の評価や報酬の基準を設定する際にも利用されます。公正かつ正確な作業評価を通じて、作業者のモチベーションを向上させ、生産性を高めることが期待されます。
❹標準化と品質向上
 作業測定は標準作業時間の確立に寄与します。これにより、作業プロセスが標準化され、品質の一貫性が向上します。品質の向上は再仕掛品や不良品の減少に繋がります。
❺リードタイムの短縮
 作業測定により、生産プロセスの各ステップにかかる時間を把握することができます。これにより、製品のリードタイムを短縮し、市場への迅速な対応が可能となります。
❻生産計画の最適化
 作業測定のデータを用いて、適切な生産計画を策定することができます。需要に応じて適切な生産スケジュールを組むことで、在庫の最適化や生産のバランスを図ることができます。

 総じて、作業測定は企業の競争力向上や効率改善に寄与する重要な手法とされています。



[IE>作業測定>稼働分析>ワークサンプリング]
 それでは、目的を達成するために、どのようなことをするのか見てみましょう。

 先ほど触れましたが、稼働分析は、ワークサンプリングと連続観測法に分けることができます。

 ワークサンプリングは、ときどき瞬間的に観測し、稼働内容を記録・集計後、稼働内容や稼働率などを分析することにより、目的を達成しようとします。
 メリットとしては、ときどき瞬間的に観測するので、少ない労力で観測でき、量をこなすことができます。加えて、チラ見で観測しているため観察対象は、観測されていることを知ることがないため、意識することなく平時の状態で観測できるという点にあります。 デメリットとしては、ときどき、瞬間的に見た情報に基づき分析しているので、深い分析には不向きです。加えて、サンプリング数が少ない場合、作業の断片しか結果に反映できないということがあります。

[IE>作業測定>稼働分析>連続観測法]
 連続観測法は、ワークサンプリングとは真逆で、作業対象に付きっ切りで観測する方法です。
 メリットとしては、詳細に作業及び問題点を分析することができます。加えて、連続で観測しているため、進捗や時間の変動がある非繰り返し作業に向いています。
 デメリットとしては、観測するのに非常に多くの労力を必要とします。そして、付きっ切りで観測するため、観測対象者が意識して、平時ではないデータ、偏ったデータとなる可能性があります。

[作業・余裕]
 以上は観測する方法でしたが、観測した結果を分析するために、観測した結果を、分類・分解します。

 まず最初に、以上の観測した集計結果を、作業と余裕に分解します。
 作業は、主体作業と、準備段取り作業、そして非作業に分解し、主体作業は、主作業付随作業に分解します。
 さらに、余裕は、管理余裕人的余裕に分解します。管理余裕は、さらに作業余裕職場余裕に分解し、人的余裕は、用途余裕疲労余裕に分解します。

 この作業分解した結果を集計・分析することにより、生産プロセスの透明性が向上し、生産プロセスの改善、生産計画精度や効率改善につながります。

[あとがき]
 以上のまとめた結果を分析すると、ワークサンプリング法だけでは片手落ちですし、連続観測法だけでも同様です。とどのつまり、両方やらないと目的を達成できないのでは?っという印象を持ちました。

 それでは、今日はここまでとさせていただきます。残りの部分については、明日とさせてください。

 では、また!

追伸・・・。
 図に、「余裕」が抜けていることに気づきました。多分、図にあった方が良い項目だと思います。
 手持ちの図は修正しましたが、ブログに掲載するのはIEを復習するタイミングにします。文章や試験問題を解いていると、他にも出てくるような気がしますので・・・。

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