『一般的な症状』
逃れることが困難、または不可能な状態で長い時間に何度も繰り返し、著しい脅威や恐怖をもたらす出来事にさらされた後に起こる症状です。〔例:拷問・奴隷・集団虐殺・長期間の家庭内暴力・繰り返し行われた小児期の性的虐待または身体的な虐待〕
上記のような事が起きた後、以下のような症状が持続している場合に、複雑性PTSDと診断されるようです。どのような症状が起こるのかを下記で見てみましょう。
『症状は?』
@感情のコントロールが出来ない。
Aトラウマとなった出来事が繰り返し思い出され、それに伴って恥辱、罪悪、失敗などに対して自己を卑下したり、挫折感や自分には価値がないと思い込む状態。
B人と接することやコミュニケーションをとるのが困難である。
これらの症状が起きていることで、普通の生活に支障をきたしてしまいます。このような状態は、うつ病と境界線パーソナリティ障害の間で症状の重複があるという指摘もあるようです。
『治療方法は?』
トラウマとなった出来事を想像の中で繰り返し、その時に感じた感覚や感情を記憶しながら何回も語ることで、そのトラウマに馴れて恐怖感などが和らいでいくとされています。
また、その想像をする際に眼球運動を取り入れて、左右の脳に刺激を与えます。刺激を与えられた脳はバランスを整え始めるので症状の改善につながります。
外傷性で起きた複雑性PTSDの場合は、語ることはあまり必要性が無いので、眼球運動による脳への振動が症状の改善につながるようです。
眞子様の場合、長期間にわたるメディアなどの批判や中傷、婚約に関して世間一般やメディアからの相手の男性や家族への誹謗、中傷が心身に与えた影響が大きかったのではないかと言われています。一般人でも家族や親族から結婚を反対されたり、悪口ばかり言われ続けたら身体的に衰弱してしまうと思います。
眞子様の場合、皇族であることで世間からも注目を浴びていたことが、今回の病気を引き起こしてしまう事になってしまったのではないかと言われていますね。
複雑性PTSDは、どんな人でもなる可能性のある病気です。今の世の中、精神的に弱い人が増えているのと、個人主義的なところから誰にも相談できないという状況も多い時代です。様々な精神の病気が増えているのもわかるような気がします。
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