季節の変わり目になると体調が崩れたりしませんか?頭痛がしたりめまいなど人によって症状は違ってきますが、起こるのは決まって季節の変わり目なんです。これを【天気痛】といいます。この症状が出るのが気温が15度になる時といわれています。暑い日が続き、秋になるころ気温が15度ぐらいになった時に症状が起こりやすく、冬から春になる時にもやはり15度が目安になります。
何故、天気痛が起こるのか?
季節の変わり目には、温度・湿度・気圧が大きく変化します。すると、耳にある内耳という器官が感知して自律神経の乱れが起こります。この内耳が感知するかしないかで、天気痛の症状が起こる起こらないに差が出てくるのです。内耳が敏感に気圧などの変化をキャッチしてしまうと、急激な気温や気圧の変化に体が追いついていかずに、内耳から送られた信号に脳幹が反応して頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感を引き起こすのです。
天気痛の人が増えている
最近では、このような天気痛の症状を訴える人が増えてきています。そのため、【天気痛外来】も出来てきています。では、何故天気痛の人が増えているのでしょう。これには二つの原因が考えられます。
症状の暖和天気痛の症状が出てしまった時の症状の暖和方法を紹介します。
このようにして耳の血行を良くすることで症状を軽くすることができます。
改善方法
天気痛になる人はストレスに弱く、自律神経が乱れやすい人です。天気痛の改善には、自律神経を整えることが必要になってきます。自律神経を整えるためには、規則正しい生活習慣が大事といえます。心も体も健康である人ほど、気温や気圧の変化に対して強いようです。では、自律神経を整えるためにはどうしたらよいでしょう。
- 朝になったら太陽の日差しを浴びる
- 軽いストレッチなど体を動かす
- 生活のサイクルを一定にする{早寝早起き}
- 入浴はぬるめのお湯でゆっくりと入る
- 朝食は抜かない
症状がひどい時あまりに症状が重い時には、我慢せずに病院に行きましょう。我慢することで寝不足になったり、気分が落ち込んだりするようでは、症状の改善にはつながりません。日ごろから、健康的な一日を過ごすように心がけて毎日を送るようにしてみましょう。