熱々の油をすぐに缶に移すのは危険ですよね。わかっていながら、冷えた油はドロドロしてしまいなかなか缶に入らないのでついやってしまうのですが、ほんと辞めた方がいいですね。
という事で、火傷をしてしまいました。右手の指5本全部です。不便です。
そこで、火傷の処置について書いていこうと思います。
火傷をしたらどうする?
火傷にはいろんなタイプがあります。油による火傷、火による火傷、アイロンなどの熱による火傷などです。どのような火傷でも初期での対応は同じです。
・水道水で冷やす。
とにかく流しっぱなしにして患部を冷やします。1時間は冷やした方が良いです。
ネットなどに30分ぐらいとありましたが、無理です。1時間は必要でした。
服の上から火傷したときは、そのまま服事冷やしてください。むやみに服を脱ぐと火傷の強さによっては皮膚がはがれてしまう事があります。ひどいやけどの場合は、冷やしたらすぐに病院で診察を受けましょう。
火傷は広範囲にわたると命の危険もありますから、安易な考え方は禁物です。
今回の場合、指のみですぐに冷やせたのとそれほど火傷の損傷がなかったのでそのまま家で処置をしました。
熱傷度
火傷にも強さの度合いがあります。
【熱傷1度】
皮膚の表面が焼けてしまうため、皮膚が赤くなってヒリヒリします。日焼けの少しひどい状態と似た感じです。
【熱傷2度】
2度の中にも浅達性2度熱傷と深達性2度熱傷に分かれます。
・浅達性2度の場合:赤くなった後水泡が出来ます。皮膚の真皮までは焼けていないために水泡の下で自然に治っていくので約2週間で治癒していきます。
・深達性2度の場合:この場合、皮膚の表皮が壊死しているので治癒するのに時間がかかります。こちらの場合だと治癒に3〜4週間かかり、火傷の痕も残ってしまうでしょう。
この二つは火傷をした時点では判断しにくい場合がほとんどです。治癒する機関で判断するしかないようです。
【熱傷3度】
3度になると皮膚がすべて火傷してしまった状態になります。火傷が深いという状態で、広範囲の場合には皮膚移植などの手術が必要になります。範囲が大きいか小さいかでこの差が出てしまいます。どちらにしても傷跡は残ってしまうでしょう。
今回の火傷は?
火傷直後はヒリヒリ、ジンジンしてとても痛くて仕方ない状態になりました。水につけていないと痛くてたまらないので、何回も水道の水で冷やしていましたが、寝る時間になりどうしたものかと考えて、ボウルに水をはり、そこに指を入れて寝ることにしました。
水の中に入れていれば痛みは治まります。ラップを撒くといいとか、痛み止めを飲むと効くとかあったので試してみましたが、全然効きませんでした。水に浸しておくのが一番でした。そのうち、寝てしまいました。
次の日の朝、痛みは消えていたのと水泡は出来ていなかったので仕事に向かいました。
午後になり、徐々に水泡が出来てきました。熱傷2度という事でしょう。
帰宅して小指以外の箇所が全部水泡が出来ていました。
上の画像は火傷した次の日の夜のものです。水泡が出来てパンパンです。痛みはありません。
水泡はどうする?
水泡はほっておいた方が良いという事ですが、右手でしたので何らかの接触などで皮膚がはがれ水泡が破れてしまう箇所がありました。全く破れないのが親指の水泡です。
ほっておいたのですが大きくなってパンパンが酷くなると皮膚を圧迫してきました。
どうしようかと考えていましたが、圧迫していたい場合には水泡をつぶした方が良いとありましたので、潰すことにしました。バイ菌や化膿などのリスクもありますから、出来れば病院で処置した方が良いようです。
日曜日だったのでハリを火で炙り、消毒してから水泡をつぶしました。
中から液体が出てきて圧迫が消えました。市販の化膿予防の塗り薬を塗って綿手袋をして保護しました。バイ菌などが入ることが一番怖いですからね。
こんな感じです。火傷には保湿も必要という事なので薬を塗って綿手袋をしています。
水泡は箇所によってはまた膨らんでいました。
火傷3日目
火傷の痕が赤黒くなっています。痛みはありませんが、ぶつかると水泡が出来たところは痛いですね。水泡の出来た部分の皮が取れてしまっています。手袋にくっつくので剥がすときにちょっと痛いですね。膿んだり化膿したりはしていません。痕が残るかは微妙ですね。
火傷4日目
火傷の浅い部分が薄いかさぶたのようになってきています。この状態だと浅達性2度の火傷かもしれません。深くなくて少し安心です。
もう少ししたら手袋ではなく絆創膏で大丈夫かなと思っています。薬は1日3〜4回塗っています。
気になる人は病院へ行こう!
今回、自分は病院には行きませんでしたが、火傷は痕が残る場合がありますから、きちんとした処置を病院で受けた方が良いでしょう。病院の場合は、痕がなるべく残らないように処置をしてくれます。
火傷の痕は赤いあざのようになりますから、結構目立ちます。若い方には自己処置はおすすめできません。今回、今まで火傷をしたことがなかったので、ちょっとビビりましたが、一番は初期に冷やすことが大事なのがわかりました。
しっかり冷やすことで後の治り方にも影響します。1時間は絶対冷やした方が良いと学びました。
なるべく火傷しないよう注意をしたいと思います。
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