2022年10月09日
アルツハイマー型認知症の母。薬増量!! 兄の疲弊
こんにちは!
今日は、私の母。アルツハイマー型認知症にかかっている母の現状についてお話をしたいと思います。
同じような境遇におられる方に共感していただけると嬉しいです。
一昨日、母と一緒に暮らしている兄(独身)から夜電話がかかってきました。
私は仕事終わりでしたのでちょっと疲れていましたが、母の薬がなくなったかな?って思いつつ電話にでました。
薬を病院にもらいにいくのは私の役目になっていましたから
電話にでると、もう兄は「お母さんがまた通帳が無いと騒いで大変だ」と第一声を発しました
たまに夜、母はお金やら鍵やら通帳やらを必死に探すことがあります。
アルツハイマー型認知症の症状として、直近の物忘れ、被害妄想、物取られ妄想などがあります。
特にうちの母は、通帳に執着していて一緒に暮らしている兄を攻撃します。
兄はその行動に耐えられず、私に電話をかけてくることがあります。
実際に、お金関係を母に預けてしまうと、隠したり、失くしてしまうため兄が管理をしているのですが、母はふとしたきっかけでお金に不安を覚え自分の通帳を確かめるのです。実際に母は一生懸命に働いて貯めたお金があります。自分が働いたお金が今どうなっているのか気になるのは当たり前の話ですよね。
認知症でも、ふと昔の事や現在の状況を考えることもあります。
そこで、自分の通帳をみてお金がどのくらいあるのか確認をしたいのでしょう。
しかし、自分の通帳が見当たらない。
パニックになるわけです。
兄も、正直に「僕が預かってるよ」と母にいうと、
どうなると思いますか?
母は、逆上します
「なんであんたがもってるの?」と、
兄も黙って預かっているわけではありません。
きちんと母と私と話し合いの場をもって、その時は納得して兄がお金の管理をすることにしたのですが、当の母はそんなことは覚えていません
「そんなことを言った覚えはない!自分のお金を使う気か!そんなことをするのならもう一緒に暮らさない」とそんなやり取りを延々と繰り返すのです。
やはり、認知症の家族と暮らすということは、綺麗ごとでは済まされません。
ただし、これは親を介護するということは遅かれ早かれ誰にでもくること。一緒に暮らすと言ったのは兄のほうで、その時は兄も母が認知症になるなんてこれっぽっちも思っていませんでしたので、家賃は無くなるしご飯も作ってくれるし至れり尽くせりの生活を送ってきたわけで
これからは、母の面倒を見るのは当然の事でありました。が、兄もそのつもりではいますが、現状はうまくは行きません。
認知症病棟に勤めている私も大変さは分かっています。
兄に、少しの助言をしていますが、一緒に暮らしている兄にとっては相当なストレスを抱えているのです。
そこで、かかりつけの先生に相談し、
イライラを抑える漢方(抑肝散)を出してもらうことにしました。
もともと、メマリーを飲んでいて追加で抑肝散を飲みます。
毎日飲んでくれるといいのですが・・・
しばらく、様子を見ることにしました。
母も、毎日イライラするのは辛いと思いますのでお薬を飲んでくれるといいな
そんな、悩みや苦労を抱えている方は多いと思います。
親の状況をみて、自分だけで頑張ろうとせず、施設に預けるかどうか検討を始めるのもいいと思います。
そのタイミングは、私は、子供の顔が分からなくなる、失禁、失便が多くなる、そんな症状があれば迷わずプロに介護をしてもらうことをお勧めします。
家族のメンタルを守るため、ご自身も幸せに暮らす権利があります。
頑張らずに、介護をしていけたらいいですね。
では、今日はここまで
また、母状況をアップしていきたいと思いますので、共感していただける方はまたご訪問をお待ちしております。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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