2022年10月15日
アルツハイマー型認知症の新薬。来年承認?私たち介護者の味方になるか!
こんにちは!
秋らしく、涼しい毎日。皆さん体調はいかがですか?
私は、たまに咳が出たり、秋には関係ないですが、また少しずつ更年期障害の症状が出て来てますこうなると、なにをしてもモチベーションがさがるのですよね。
今回は、来年承認申請を目指している、アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」についてです。
先日、兄や母から電話があり、母がかなりの不穏状態だということで、かかりつけの先生に、イライラを落ち着かせる漢方「抑肝散」を処方してもらいました。
結構兄は疲弊していて、胃潰瘍にもなってしまったという。
そこで、出たのが「アルツハイマー型認知症の新薬が出たね」と
いやいや、まだ出てないよね
承認されてないのにもう、その薬に頼りたいと
兄は、ろくに調べもせずに、そんなことをいう兄にちょっとイラっとしていまいました。
兄はそういうところがあり、調べることが苦手なので私に頼るところがあります。
そういう方のために、「レカネマブ」調べてみました。
■エーザイは認知症の悪化抑制確認 新薬治験、承認申請目指す と9/28(水)
製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンは28日、認知症のアルツハイマー病に対し開発中の新薬「レカネマブ」について、臨床試験(治験)症状の悪化を抑制する効果を確認したと発表。本年度中に日本や欧米で承認申請を目指すという。
治験は日本や欧米、中国でアルツハイマー病早期患者1795人を対象に、レカネマブを投与したグループと偽薬のグループを比較した最終段階のもの。投与から1年半後、レカネマブのグループでは、記憶や判断力などの症状の悪化が27%抑制された。
副作用とされる脳内浮腫の発生率は、レカネマブ投与群の方が高い傾向にあったが、想定内という。
この、少しの情報を呼んで皆さんはどのように感じましたか?
すぐに、承認されたら家族に試してみたいと思いましたでしょうか?
私からしたら、ちょっと待てよ! です。
やはり情報が少ないですし、かかりつけの医師に相談することは間違いないのですが、医師だけに頼るのではなくやはり自分で情報を集めて、ご自身の家族に当てはまるのか?副作用はどうなのか?金額はどのくらいになるのか?などを加味したうえで、医師の所見のもとに使ってみるのもいいと思います。
ただし、医師によると思うのですが、やはり経営のため高額な薬を出すことはメリットになることがあるので患者目線でみれない医師もいると私は、そんな考えをもっています。
家の兄はこの新薬が出たらどんなに高くても使いたいそうです
ユーチューバーもやられている、認知症専門医の長谷川先生によると、アルツハイマー型認知症の患者さん全員に効くわけではないと。現在アルツハイマー型認知症の原因としてアミロイドβというたんぱく質の蓄積が挙げられていますが、蓄積していても認知症を発症していない患者さんもいるとのこと。
ということは、アミロイドβの蓄積が原因以外で認知症になっている患者さんもいる。そういった場合、新薬は効かない。
そして、先生は若年性認知症の人がターゲットともいっておられたと思います。
すみません、うる覚えで
その辺で、私は新薬が出たからといって母に当てはまるわけではないし、すぐに飛びつくのは危険だとおもいました。
その想いは兄には届いていないと思いますが
このように、家族間で意見の食い違いは起こっているのではないでしょうか?
皆さんはどのように、親の介護をしていますか?
一緒に暮らしているのは兄なので、決定権は兄ではありますが、病院の付き添いなどはあまり積極的ではなく、そのことで意見の食い違いが多々あります。
最終的には、兄が決定するように情報を与えつつ、あまり口を出さないようにしようと思ってます。
最後に、薬には必ず副作用があります。
大事な家族のために、薬を処方されるときには副作用などをかかりつけの医師や薬剤師に確認をして処方してもらってくださいね。
今回は、ここまで。
レカネマブの情報がありましたら、blogにまとめてみたいと思います。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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