2023年01月22日
介護職に潜む危険因子
こんにちは!
今日はなかなかの寒い日になりそうです。気温は只今、マイナス1℃ですって!
さて、昨日は介護のパートのお仕事でしたが、最近の業務はスーパーハード業務になってきています。
私の勤め先は、療養型病院の認知症病棟です。
寝たきりの方や、車いすに乗ってい一日過ごす方。病棟内を徘徊するかたなど様々な方が過ごされております。
昨今は、どこの病院もそうですが、流行り病につき濃厚接触者になれば出勤が出来なくなったりして人員不足になっているのではないでしょうか?
介護職は、コロナでなくても人員が万年不足している状態なのに、今の現状はとても深刻に思えます。
認知症の患者さんは、予期せぬ行動をするため常に見守りが必要です。
一人の患者さんに、看護師や介護士が一人取られることもあります。
手薄の時に、事故は起こります。
認知症の患者さんは、段々と体力がなくなり歩くことが困難になります。そのため転倒による骨折が一番怖いですね。
病院ですので、入院中の事故による骨折は本当に避けたい。
そうは思っていても、目を離したすきに立ち上がりそのまま、倒れてしますこともあります。本当に神経がすり減りますね。
そんな見守りが必要な患者さまが結構増えてきたのに対して、介護士の数が増えません。これでは、現在一生懸命に働いている介護士または看護師も疲弊してしまいますよね。そして、職場への不満に変わって行きます。
昨日は、遅番業務で夜の食事介助で業務は終了。夕方の食事介助は5時で帰るスタッフがほとんどですので、約25人前後の方の食事介助を介護士2人(夜勤と遅番)看護師一人(看護師は他のフロアにも移動する)で行います。これを6時から食事が運ばれて、配って7時には終わらせる。
これが、本当にドタバタ。
わがままな患者さまが多くて、一人の患者さまの食事介助をしているとあちこちで呼ばれます。
すぐに対応は難しいので、「少し待っててくださいね〜」なんて声をかけながら対応するのですが、患者様はどんどん、機嫌が悪くなります。
食事がすんだら、今度は患者さんをお部屋まで連れて行ってベッドへ寝かせます。
これもね、自分でベッドへ移ることが難しい患者様ばかりですので重労働です。
私は、この車いすからベッドへの移乗、トランス移乗といいますが、この業務があるから高齢者のスタッフが難しい理由だと思います。
患者様にあわせて、危険のないようにトランスしなければいけません。
ある程度の力も必要ですし、膝乗せで移乗したりすることもあり、かなりの体重の患者さまを膝にのせてベッドへ戻す。
これをするたびに、私は痩せなければと、思わせるのでした
実際に痩せないのですが
今週、とうとう事故が起きてしまいました。
半身麻痺の患者様を車いすに移乗時、上手く車いすに乗せることが出来ず骨折をしてしまったようです
このような、リスクが介護士にはあります。
骨折の事故をいかに防げるか、働いている間はこのストレスがずっと続きます。
今日は、介護の危険因子ばかりをつづってしまいましたが、もちろん介護の楽しさもありますので、これから介護士になろうかなって、思っている方は是非とも挑戦してみてください。
遅かれ早かれ、誰でも歳はとりますし、家族が認知症になることもあるでしょう。
私の母も、アルツハイマー型認知症になり、介護に興味を持ったきっかけになりました。
介護職に就くことにより、認知症についての知識も付きましたし、母に対する対応も変わりました。
家族がもし認知症にかかった時に慌てて本を読み漁るよりも、介護の仕事を経験してみると本よりも絶対に身に付きますのでおススメいたします
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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