2022年08月09日
介護保険。どんなサービスを使えばいいのか知りたい!A
こんにちは!
複雑な介護保険。いざ、使おうと思ってもどんなサービスがあるのか分かりませんよね。症状と一緒に、どんなサービスがあるのか解説したいと思います。
目次
■1.両親ともに物忘れが目立ってきた(認知症支援)
■2.閉じこもりがちの生活が続く(閉じこもり予防)
■3.閉じこもりきりでボケが心配(閉じこもり予防)
■4.家のお風呂へ入れなくなった(介護負担の軽減)
■5.火の不始末が心配(介護予防訪問介護)
■6.病状が不安定(病気の管理)
■7.介護に強いストレスや激しいイライラを感じ始めたら(介護者の負担軽減)
1.両親ともに物忘れが目立ってきた(認知症支援)
認知症を疑い受診することは大事ですが、規則正しい生活や日々の人間関係、家庭内の役割、居場所づくりなども重要です。グループホームはそのような人間関係や「暮らし」を大切にするサービスですが、訪問介護でも同様に本人への調理や買い物、その他の家事を「見守りと一部手伝い」中心でケアしてもらうことは可能です。安易に本人の家事役割を取り上げず、共同で家事などに取り組むことで「暮らし」を取り戻せることがあります。
支え合いの家事など人間らしい「暮らし」をしっかりすることも大事です。
2.閉じこもりがちの生活が続く(閉じこもり予防)
足腰が弱って買い物などに出かけられなくなったからといって、安易に配達食事サービスなどを利用していると、ますます外出の機会は減り、ご近所やなじみのお店との交流も減り、閉じこもりがちの生活が進みます。
通所リハビリテーションで他人と交流しつつ体を動かしたり、ヘルパーと一緒に積極的に外出し、外の人と交流することで、「心の閉じこもり」から抜け出せるようなサービス利用を検討してみましょう。
3.閉じこもりきりでボケが心配(閉じこもり予防)
一日中、誰とも会うことなくテレビの前でぼーっとしていればボケや物忘れが進んで当然です。その点、デイサービスで集団の中で他人と交流しながら時間を過ごすことは、とても神経を使い疲れますが、それこそ心身への良い刺激となります。ました、デイサービスには、自分よりも重度の要介護者もいれば軽度の要介護者もいます。そこでは要介護者にしかあwからない悩みや愚痴などを共有できる仲間が見つかるかもしれません。家のテレビの前にしか居場所がないのだとすれば、デイサービスという外の世界に居場所を作る方法もあります。
4.家のお風呂へ入れなくなった(介護負担の軽減)
寝たきりのために入浴できない場合などは家に簡易式の浴槽を持ち込む訪問入浴介護で入浴することができます。簡易式の浴槽は小さめのボートくらいの大きさのため、最低限それを置くスペースは必要になります。お湯は家のお風呂から引いたり、水道水を専用車両のボイラーで沸かすので、よほど高層階でないかぎり、ほとんどの住宅で利用可能です。
5.火の不始末が心配(介護予防訪問介護)
ちょっとおっかない家事をサポートしれくれるのが介護予防訪問介護です。
「火や刃物がこわいから」などの理由で多くの家族が高齢者本人の家事労働を中止させてしまします。その結果、高齢者が日がな一日、することもなくなりテレビの前でうつろに時間を過ごすようになります。当然、心身の老化は進みます。火や刃物は危険なものですから、使う際には気も使うし、神経を集中させる必要があります。そういった一人でするには「ちょっとおっかない」かじをあせらず、急がず一緒に手伝ってくれたり見守ってくれるサービスが介護予防訪問介護です。要支援の人が利用できます。
6.病状が不安定(病気の管理)
全身の状態の観察から医療機関への連携は訪問看護におまかせ。
ふいに調子を崩してしまう高齢者は珍しくありません。そんなときすぐに医師が往診してくれればいいんですが、現実にはなかなかそうはいきません。高齢者の異常を早い段階で察知できれば、早めの受診で最悪の事態を免れますが、家族や介護職の場合、微妙な異変の察知が遅くなりがちです。その点、訪問看護は、若干保険点数が高めですが、高齢者の皮膚状態や呼吸、口臭などさまざまな状況から異変を察知し、スムーズに受診へつなげてくれます。
7.介護に強いストレスや激しいイライラを感じ始めたら(介護者の負担軽減)
デイサービスやショートステイの利用で自分の時間を持てるようにしましょう。
介護にまつわる苦悩は「一体、いつまで続くのだろう」「私の自由な時間はどうなるのだろう」「どうして自分ばかりが介護しなければならないのだろう」など、将来や社会に対する閉塞感や孤独感をともなった苦悩になりがちです。しかも介護には「誰にでもできる」イメージがあり、ついつい最初は「我慢して」介護をがんばってしまいがちなのです。まじめで善良な人であればあるほど、その良心により自分を犠牲にするのです。そして、そのような良心に周囲はとかく依存するものです。しかし、医療が進歩した現在、要介護者の寿命はかるてよりもかるかに伸びています。そうそう簡単に介護から解放されません。しかも、それは24時間、365日気にかけていなければならないことです。ストレスに感じて当然のことなのです。
そんなとき、何より大事なことは「他人のために尽くす」のではなく、「自分自身の時間」を作ることです。具体的にはデイサービスやショートステイを利用し、要介護者と距離的、時間的に離れます。積極的に自分の趣味、スポーツなど心地よい時間を持つようにしましょう。
今回は以上になります。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
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