2022年08月07日
介護保険、ケアプランについて知ろう
こんばんは!
昨日まで少し涼しかったですが、今日は熱帯夜になりそうですね
では、今回は介護保険のケアプランについて解説します。
ケアプランとは?
◆ケアプランとは介護サービスの内容や量を決める計画のこと
要支援、要介護の認定を受けた場合に、「どういった」理由で「どんな」介護サービスを「どれだけ」りようするかといった内容を書面にしたものが介護サービス計画(ケアプラン)です。書式は、基準となるものを5ページ組で国が提示しています。また、認定の結果が出る前の段階でも、申請日から保険は適用されます。その場合には、予想される要介護度を想定し、暫定ケアプランを作り、サービスを利用します。
◆ケアプランってどうやって作られる?
ケアプランの原案は、まずケアマネージャーや地域包括支援センターの職員が利用者や家族との面接を行って作ります
その面接で、さまざまな方面から介護問題に関する情報(「利用者、家族の希望」「身体状況、家屋状況」「(退院時などは)健康状態、医療情報」「要介護等認定の調査資料」「身の上話や趣味などの話」)を集め、ケアマネージャーなどは、介護問題を解決するための計画を利用者とともに考えていきます。
ここで、重要なのは、あくまでも押し付けのサービス計画ではなく、利用者や家族の介護問題が解決できるように「ケアマネージャーが寄り添いながら」支援をする点です。
サービス開始にあたっては、サービスの各担当者が一堂に会した「サービス担当者会議」という打ち合わせを行います。
サービス利用後も、ケアプランを振り返るために、ケアマネージャーなどは利用者の自宅を訪問して利用者、家族に面接することになってもいます。利用者と家族の状況や介護問題に変化があった場合などには、その都度、ケアプランの見直しが行われます。
◆ケアプランがないと、サービスを利用できない?
ケアプランを作成した後にサービスを利用するというのが原則ですが、突然サービスを利用しなければならない場合は、ケアプラン作成前の利用が可能なこともあります。それは、虐待や介護放棄、生命にかかわる事態などの急を要する場合です。ケアプラン作成前にサービスを利用する場合は、償還払いといって、サービス利用時にいったん利用料の全額を支払い、その後の申請によって9割を払い戻されることになりますが、かえって手間がかかるので、あまり利用されていません。
◆ケアプランって途中で変えられる?
ケアプランは一度作ったからといって、それがいつまでも継続するものではなく、その時々に応じて随時見直し、変更や修正をしていくものです。変えたい場合は、まずケアマネージャーに相談をしましょう。たとえば「サービスを使っても効果がない」とか「利用者が拒否している」などといった理由があるはずです。それらを改善するために、ケアマネジャーを中心として話し合いの上で変更するか否かを検討します。
今回は以上になります。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11535430
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック