2022年07月22日
今こそ押さえる、介護職の標準予防策の基本!
おはようございます!
なんだか、コロナウイルスの感染がまたまた拡大中ですね。
皆様の周辺の感染状況はどうですか?
いつになったら、この騒動は収まるのでしょうか?
自分の身は自分で守るしかないです。色々な情報が出てきていますが、感染対策はきっちりやっていきましょう。
それでは、今一度感染予防の基本をおさらいしてみましょう。
標 準 予 防 策 の 基 本
標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは、感染の有無に関係なく、すべての利用者に対して行う標準的な感染予防策です。これは、「すべての人の血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜などは、感染の危険性があるものとして対応する」という考え方です。
具体的な内容としては、@手洗い、A防護用具(手袋、マスク、ゴーグル、エプロン、ガウン)の使用、Bケアに使用した器具の洗浄・消毒、C環境整備、D咳エチケットなどがあります。
⊞手洗いは最も有効な感染対策
手洗いで、手指に付着した病原体を取り除くことにより、感染を防止することができます。また、手洗いによって手指を介した感染を防ぐことができます。このように手洗いは、感染対策の基本であり、最も有効な方法です。介護職は、正しい手洗いの方法を身に付けましょう。
手洗いは「1ケアごと」に、「ケアの前後」に行うことが基本です。手を見て汚れていないと思っていても病原菌が付着しているため、手洗いをせずにケアをしたことが感染の要因になります。「1ケアごとに1手洗い」と「ケアの前後に手洗い」を必ず実践しましょう。
私の働いている病院や施設などはケアする人数が多いので、消毒のハンドジェルなどを腰にぶら下げてケアしている方も多いと思います。1ケアごとに手指の消毒をするのが基本となっています。
■石けんと流水による手洗い
基本的な手洗いの方法。手指の汚れと病原体を除去する
■消毒薬による手指消毒
流水の設備がない場合や感染している利用者、感染しやすい状態の利用者にケアを行うときに消毒薬を用いて行う方法
⊞手洗いの準備と手順のポイント
手洗いで大切なのは、洗い残しがなく、手指全体の汚れや病原体を除去することです。手洗いの方法や使用する石けん、タオルなどによっては、手洗いの効果がなくなることがあります。効果的な手洗いをするために、準備から手順までのポイントを解説します。
<手洗いの準備のポイント>
@指の間や手首まで洗うため、腕時計や指輪を外します
A長袖の場合は、手首まで洗えるように袖口をまくります
B使い捨てのペーパータオルを用意します。濡れたタオルは最近の温床となるため、布のタオルを共有してはいけません
C複数の人が触れる固形の石けんは使わず、液体せっけんを使います
<手洗いのポイント>
@手洗いは、30秒以上かけてゆっくりあらいます
A指先や爪の間、指の間は洗い残しの頻度が高い部位です。この部位の洗い残しがないように意識して手洗いをします
B水道栓は洗った手で止めるのではなく、手を拭いたペーパータオルなどでとめます
C洗ったとは、使い捨てのペーパータオルで手を拭き、完全に乾燥させます
POINT!
・手が荒れると、細菌がつきやすくなり、感染源になります
・手洗いのあとのスキンケアも忘れずに
・手が荒れると、細菌がつきやすくなり、感染源になります
・手洗いのあとのスキンケアも忘れずに
以上なにか役に立てた嬉しいです。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
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