2022年06月15日
これは一体なに? 介護の知識「食事に関連した心と身体の仕組み」とは?
おはようございます!
肌寒い朝ですね。
朝からヒーターを点けてしまいました
ところで、写メをみていたらこんな写メを見つけましたよ
職場から撮った素晴らしい虹です!
でもね、右の飛行機雲のようなもの、取るときにはなかったのですが、一瞬で撮れたんですね〜。なんでしょう?
不可解です
なんてね
今日の癒しの猫様もどーぞ
では、今回の介護の知識は「食事に関連した心と身体の仕組み」です。
1.身体をつくる栄養素
食事は、生命を維持していくための大切な行為であり、生活の基本となる行為です。食物に含まれる成分のうち、炭水化物、脂質、たんぱく質の3つの三大栄養素といいます。これらは人間の身体をつくったり、活動のエネルギーを生み出す重要な栄養素です。さらに、この三大栄養素のはたらきを助けて身体の機能を整えるビタミン、無機質(ミネラル)を加えたものを五大栄養素といいます。その他にも食物に含まれる栄養素はたくさんあり、私たちの身体を維持するために重要なはたらきをしています。
水分も身体を維持していくために欠かせません。成人の場合、食事で摂る水分を含めて1日に2,000〜2,500mlの水分を摂取する必要があるとされています。
2.食べることに関連した心と身体の仕組み
1)空腹と満腹の仕組み
食後、一定の時間が経つと胃が飢餓収縮を起こします。胃の収縮運動、血糖値や体温の低下などが信号となり、間脳の視床下部にある摂食中枢が空腹感を意識させ、摂食行動を促します。胃に食物が満たされ、血糖値や体温が上昇すると視床下部にある満腹中枢に信号が送られて摂食行動を抑制します。
脂肪やタンパク質が豊富で消化液をたくさん必要とする食物(肉、卵、魚など)や、胃での滞留時間が長い食物のほうが満腹感を感じやすいとされています。
2)喉が渇く仕組み
発汗や呼吸などにより体内の水分が足りなくなると、水分と電解質のバランスを正常に保つため視床下部にある喝中枢が作用して口喝(喉の渇き)を感じます。口喝を感じたときは、すぐに水分を摂取することが重要です。
3)摂食・嚥下の仕組み
食事では、かみ砕き(咀しゃく)、飲み込んで胃に送り込む(嚥下)という行為が繰り返されています。視覚や嗅覚などで食物を認知し、口腔内に取り込み、咽頭から食道、そして胃に送るまでの過程を摂食・嚥下といいます。
摂食・嚥下は、先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の5段階に分けられます(摂食・嚥下の5分類)。
嚥下のとき、口唇(くちびる)が閉じ、軟口蓋と喉頭蓋によって鼻と気管が塞がれて呼吸が停止し(嚥下性無呼吸)、食物は食道に流れていきます。(咽頭期)。この喉頭蓋の反射機能により誤嚥を防止していますが、乳幼児や高齢者でははたらきが不十分なため、誤嚥がおこりやすくなります。
( )を埋めてみよう! 復習
◆身体をつくる栄養素
■三大栄養素と五大栄養素
三大栄養素・・・炭水化物、脂質、( )
↓
人間の身体をつくり、活動の( )を生み出す
五大栄養素・・・三大栄養素+( )、無機質(ミネラル)
↓
三大栄養素のはたらきを助け、身体の( )を整える
●水分も身体を維持していくうえで欠かせず、成人の場合、食事で摂る水分を含めて1日に( )〜( )mlの水分を摂取する必要がある。
◆食べることに関連した心と身体の仕組み
●摂食行動は、胃の収縮運動、( )や体温の低下などが信号となり、間脳の視床下部にある( )中枢が空腹感を意識させ促される。胃に食物が満たされ、血糖値や体温が上昇すると視床下部にある( )中枢に信号が送られて摂食行動を( )する。
●体内の水分が足りなくなると、水分と( )の
バランスを正常に保つため視床下部にある( )が作用して( )(喉の渇き)を感じる。
●視覚や嗅覚などで食物を( )し、口腔内に取り込み、咽頭から食道、胃に送るまでの過程を摂食・( )という。
■摂食・嚥下の5分類
先行期準備期( )期咽頭期食道期
いかがでしたでしょうか?
高齢者の食事介助をしているときに感じることは、高齢者の患者さんは水分を摂ることがとても大変です。喉が渇く感覚があまりなく、水分量が足りなくなる為、積極的に飲水を勧めます。
誤嚥する可能性がある患者さんには、水やお茶にとろみをつけて飲水していただきます。
患者さんに合わせた工夫が必要になりますね。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
肌寒い朝ですね。
朝からヒーターを点けてしまいました
ところで、写メをみていたらこんな写メを見つけましたよ
職場から撮った素晴らしい虹です!
でもね、右の飛行機雲のようなもの、取るときにはなかったのですが、一瞬で撮れたんですね〜。なんでしょう?
不可解です
なんてね
今日の癒しの猫様もどーぞ
では、今回の介護の知識は「食事に関連した心と身体の仕組み」です。
1.身体をつくる栄養素
食事は、生命を維持していくための大切な行為であり、生活の基本となる行為です。食物に含まれる成分のうち、炭水化物、脂質、たんぱく質の3つの三大栄養素といいます。これらは人間の身体をつくったり、活動のエネルギーを生み出す重要な栄養素です。さらに、この三大栄養素のはたらきを助けて身体の機能を整えるビタミン、無機質(ミネラル)を加えたものを五大栄養素といいます。その他にも食物に含まれる栄養素はたくさんあり、私たちの身体を維持するために重要なはたらきをしています。
水分も身体を維持していくために欠かせません。成人の場合、食事で摂る水分を含めて1日に2,000〜2,500mlの水分を摂取する必要があるとされています。
2.食べることに関連した心と身体の仕組み
1)空腹と満腹の仕組み
食後、一定の時間が経つと胃が飢餓収縮を起こします。胃の収縮運動、血糖値や体温の低下などが信号となり、間脳の視床下部にある摂食中枢が空腹感を意識させ、摂食行動を促します。胃に食物が満たされ、血糖値や体温が上昇すると視床下部にある満腹中枢に信号が送られて摂食行動を抑制します。
脂肪やタンパク質が豊富で消化液をたくさん必要とする食物(肉、卵、魚など)や、胃での滞留時間が長い食物のほうが満腹感を感じやすいとされています。
2)喉が渇く仕組み
発汗や呼吸などにより体内の水分が足りなくなると、水分と電解質のバランスを正常に保つため視床下部にある喝中枢が作用して口喝(喉の渇き)を感じます。口喝を感じたときは、すぐに水分を摂取することが重要です。
3)摂食・嚥下の仕組み
食事では、かみ砕き(咀しゃく)、飲み込んで胃に送り込む(嚥下)という行為が繰り返されています。視覚や嗅覚などで食物を認知し、口腔内に取り込み、咽頭から食道、そして胃に送るまでの過程を摂食・嚥下といいます。
摂食・嚥下は、先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の5段階に分けられます(摂食・嚥下の5分類)。
嚥下のとき、口唇(くちびる)が閉じ、軟口蓋と喉頭蓋によって鼻と気管が塞がれて呼吸が停止し(嚥下性無呼吸)、食物は食道に流れていきます。(咽頭期)。この喉頭蓋の反射機能により誤嚥を防止していますが、乳幼児や高齢者でははたらきが不十分なため、誤嚥がおこりやすくなります。
( )を埋めてみよう! 復習
◆身体をつくる栄養素
■三大栄養素と五大栄養素
三大栄養素・・・炭水化物、脂質、( )
↓
人間の身体をつくり、活動の( )を生み出す
五大栄養素・・・三大栄養素+( )、無機質(ミネラル)
↓
三大栄養素のはたらきを助け、身体の( )を整える
●水分も身体を維持していくうえで欠かせず、成人の場合、食事で摂る水分を含めて1日に( )〜( )mlの水分を摂取する必要がある。
◆食べることに関連した心と身体の仕組み
●摂食行動は、胃の収縮運動、( )や体温の低下などが信号となり、間脳の視床下部にある( )中枢が空腹感を意識させ促される。胃に食物が満たされ、血糖値や体温が上昇すると視床下部にある( )中枢に信号が送られて摂食行動を( )する。
●体内の水分が足りなくなると、水分と( )の
バランスを正常に保つため視床下部にある( )が作用して( )(喉の渇き)を感じる。
●視覚や嗅覚などで食物を( )し、口腔内に取り込み、咽頭から食道、胃に送るまでの過程を摂食・( )という。
■摂食・嚥下の5分類
先行期準備期( )期咽頭期食道期
いかがでしたでしょうか?
高齢者の食事介助をしているときに感じることは、高齢者の患者さんは水分を摂ることがとても大変です。喉が渇く感覚があまりなく、水分量が足りなくなる為、積極的に飲水を勧めます。
誤嚥する可能性がある患者さんには、水やお茶にとろみをつけて飲水していただきます。
患者さんに合わせた工夫が必要になりますね。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
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