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2022年05月27日

認知症の母の癌との向き合い方

こんにちは!

 すっかり、雨もあがり暑い晴れ間が出ました

 今日は、仕事の予定でしたが、昨日兄からの電話で母が具合悪そうとのことで、急遽お休みにしてもらって、母を病院に連れて行こうと思ってました。

 母は、アルツハイマー型認知症で、胃癌を患ってます。

 癌が見つかったのは母が80歳の時。

 胆石で入院し、その時に癌が発見しました。救急で運ばれた病院で医師に早めに手術しましょうと、言われましたが、80歳という年齢から私たち家族は手術をしない選択をしました。

 その時の細かいお話は長くなりますので、省きますが、母は癌を持ちながら生活しています。

 ただ、母は認知症ですので癌ということを忘れています。母に何度説明しても忘れます。

 ですので、母は自分が病気であるとか、認知症とか全くと言っていいほど思ってません。至って自分は健康と。

 なんて、幸せなんでしょう。あたふたしているのは周りの家族。私たち。

 かかりつけの先生と相談しながら、今後の事を少しずつ話しています。

 手術をしない選択をしているので、将来はどうなるのか?何となくは想像がつくのですが、いざと言いうとき私は冷静に対処できるか?

 そのために、介護の仕事に就いたのですが、患者さんと自分の親とではちょっと感覚が違いますね。

 そんなんで、今日は母のところへ行ったのですが、行く途中で携帯に連絡を入れたのですが出ません。

 なんか、嫌な予感がしますよね。

 母の家に着くと、玄関のドアが開いていて、呼んでも声がしないので上がったら、こたつで寝込んでました。ぱっと見、え、生きてますよね。

 ゆすり起こして声を掛けました。

 テーブルには飲み残した缶ビールぷー(かわいく怒)
 
 私たちの気持ちも分からず朝からビールを飲んでたの?

 母は、あれ?って感じで起きました。ちょっとイライラしながら体調の確認をすると、特に具合が悪い感じではありませんでした。

 そりゃそうですよね、ご飯食べながらビールを飲んでいるのですもの。

 イラっとする気持ちを抑えて、私だけ病院に行き前回の採決の結果を聞き、薬をもらって帰ってきました。

 まぁ、無事でよかったです。

 母は、時間の感覚がもうなくなっているみたいです。食事もだんだんととれなくなってくるので、それまでは好きなものを食べてほしいと思ってます。

 いまの段階で制限したら、生きることが嫌になってしまうかもれないので。

 ということで、認知症の家族が癌になってしまったら、本人は特に悩まず、家族が悩むという構図が出来ることを少しお伝えしました。

 最後に私は、母が手術をしたら今みたいに食事も摂れなくなって、寿命も短くなっていたのではないかと思っています。

 癌を取り除くだけの病院とそのあとのケアをしなくてはいけない家族との間には距離があると感じました。

 皆さんは家族が癌になったらどのような、決断をしますか?







 では、

 本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
 今日は金曜日、皆様お仕事お疲れさまでした
posted by sorajiro at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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こんにちは。私は3人の子育てが終わりこれから自分の時間を満喫するというときに母がアルツハイマー型認知症になりました。介護というものを全く知らなかった私は介護の仕事をした方が勉強になると思い50代で介護職へ転職を致しました。この経験から皆様に介護にこれから携わる方へなにか為になる記事を記していきたいと思います。
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