2010年10月23日
高橋、別格の表現力で首位発進/フィギュア
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フィギュアスケート・グランプリシリーズ第1戦・NHK杯(23日、名古屋市ガイシプラザ)2連続3回転で踏み切り違反、3回転半は着氷で氷に手をついた。だが、高橋は別格の表現力でジャンプのミスをカバーし、貫禄の首位スタート。「自分が思っていた以上に点数を出してくれて、プログラムの評価はいいものだったのかな」とほっとした表情だった。
初めて挑戦するラテン音楽のメドレーは「楽しく、暑苦しく」がテーマ。演技開始からファンの黄色い声援を浴び、後半はわき起こる手拍子に乗って昨季より高度に仕立ててきたステップを情熱的に踏んだ。ただ、本人は「後半は脚にきていたし、お客さんに助けられた。うざいというくらいの暑苦しさでやらないと」と満足する様子はなかった。
バンクーバー冬季五輪で銅メダルを獲得した昨季限りで引退するつもりだったが、2008年に手術した右ひざの状態が回復するにつれて「まだ伸びる」との思いが頭をもたげ、翻意した。
けがから復帰して間もなかった昨年のNHK杯は4位と期待を裏切っただけに「フリーは(要素と要素の)つなぎの部分を丁寧にやりたい」と、3シーズンぶりのGP5勝目を見据えた。
【15秒バージョン】
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