2010年09月28日
松井秀、価値ある一振り「感覚だけで…」
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米大リーグは27日(日本時間28日)、松井秀喜外野手(36)所属のエンゼルスと、岩村明憲内野手(31)所属のアスレチックスがエンゼルスタジアムで対戦。松井秀は七回に代打で出場し同点適時打を放った。岩村は出場しなかった。試合は6−5でエンゼルスが勝利。
消化試合に似合う秋風が吹くどころか、猛暑のカリフォルニアはナイターの開始時でも気温は約36度。松井秀の気持ちにもさめたところは見当たらない。「試合が始まれば勝つためにやるだけだから」。七回、代打で価値ある一振りを見せた。
1点を追うこの回、2死一、二塁で出番を告げられた。相手は横手投げの投手を代え、同じ右腕でも若いジェームズをぶつけてきた。初顔でも、場数を踏んできた36歳は「感覚だけでいった」。2球目の沈む球を中前に同点打。気落ちした相手の制球の乱れに後続が乗じて勝ち越した。
来季を見据えるソーシア監督は選手に出番が行きわたるような起用が目立つ。指名打者も複数選手の併用となり、松井秀は先発と代打出場が交互に続く。ただ、事情も思惑も分かるだけに、左腕相手に控えとなっても「前半戦で左を打てなかったから」と異論はない。
その指揮官が28日は左腕相手に松井秀を先発で使うと言った。信頼に応える機会は与えられている。
松井秀の話
「沈んでいくような球だった。低いとは思いますけど、引っかけなかったのが良かった。(相手の)ブルペンを見たら右投手しか投げていなかったので(左投手に代わることは)ないと思った。試合が始まれば消化試合も何も関係ない。勝つためにやるだけだから。(試合前に岩村とは)お互いぼろぼろのひざで頑張ろうねと話した」
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