2010年09月30日
上原、5試合で15人から11三振
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レイズ−オリオールズ(29日・セントピーターズバーグ)90マイル(約145キロ)前後の速球に、レイズの強打者が面白いように振り遅れた。オリオールズの上原が2−0の九回を3人で抑え、今季11セーブ目。ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズ、レイズと東地区の強力打線を5試合連続で完ぺきに抑え、「いい感じ」とほおを緩めた。
一発のある2番からの好打順を、最後はすべて速球で仕留めた。ゾブリストを初球で中飛に打ち取ると、クロフォードは外角速球で空振り三振。ジョンソンを内角速球で見逃し三振に取り、満員の敵地を沈黙させた。
この5試合、打者15人で11三振と相手を圧倒している。上原は「フォークと同じ投球フォームと腕の振りを意識しているので、打者が空振りするし、直球はファウルになる」。終盤戦から抑えを任され、チームを100敗阻止に導いた。
2年目の今季は左太もも、右ひじの故障で2度、故障者リスト入りした。その間、3A、2A、ルーキーリーグまで経験。最後に本来の力を取り戻し「腐らずにずっとやってきた。どん底からだから良かった」と話した。
【15秒バージョン】
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